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千葉県在住の30代。色々と体を動かさないとムズムズしてくる性分です。主に30歳から始めた登山についてつらつらと書いていきます。

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1月 冬期空木岳&南駒ヶ岳縦走 [千畳敷→池山尾根] (2017.1.6-7) 【後編】
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南駒ヶ岳から望む中央アルプス北部の峰々


前編 [千畳敷~檜尾岳~木曽殿山荘]はこちら

中央アルプス北部縦走は2日目!宿泊地の木曽殿山荘から空木岳⇔南駒ヶ岳と縦走し長い池山尾根を地上まで下ります。
初日に比べて長い歩行距離&危険箇所も多くタフな一日が始まる・・・!


【2日目】[木曽殿山荘~空木岳~南駒ヶ岳~菅ノ台]

夜明けちょっと前の6:30頃に小屋を出発。まずは空木岳山頂へ標高差400m程の登り。

黎明の中央アルプス主稜。前日に歩いた極楽平~東川岳まで綺麗に見えます
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朝焼けに染まる御嶽山。空気が澄んでいて遠くには加賀の白山も見えます。
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山の上で迎える夜明けはとても静かで心が落ち着く素敵な時間。
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と、まったりしたいところですが相変わらず登山道は凍結のスケートリンク状態 気を緩めずに慎重に・・・
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広い雪の斜面を登って・・・
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第一ピークに到着!
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中ア北部がとっても綺麗に見えます
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さて、ここまで来れば山頂はあと少しなんですがここからが本縦走路の核心。

この岩峰を越えて行きます。
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直登するか夏道に沿って右側から巻いて行くか考えましたが巻いて行くことに。

夏道は完全に雪に埋まっていてこんな感じの急斜面を進みます。
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そこから岩の合間をよじ登る!
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山頂(中央右奥)が見えて来ました・・・が、見ての通り気は抜けない道が続きます。
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岩稜を超えると続いては高度感のあるリッジ!雪が硬くほとんど沈まないのでこれまた慎重に・・・
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核心部を越えると山頂は目の前。
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空木岳、登頂!紺碧の空と白い雪、静寂に包まれた山頂は夏に来た時とは全く異なる趣です
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山頂直下は難所が続いたのでここでようやくほっと一息
風を避けられる場所がなくあまり長居はできませんが、天気はばっちりなので景色を堪能しちゃいました。

中央アルプス北部の稜線。出発地点の千畳敷カールもしっかりと見えます。なかなか遠かったぞ・・・
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西には御嶽山がすぐ近くに。白山もとっても綺麗。
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眼下には駒峰ヒュッテと雪たっぷりの池山尾根。この後遥か遠くに見える駒ヶ根市まで降りるんだよね・・・
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次なる目的地は稜線の向こうに見える南駒ヶ岳!一休みして出発します。
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痩せたリッジを歩く。空木-南駒ヶ岳間の稜線も全く気を抜けません。
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まずは写真中央の赤梛岳を目指します。
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一旦高度を下げて緩い傾斜のトラバース。
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ちなみにこの辺でモナカを踏み抜いて派手に転倒するというね。。。
傾斜が緩いので少しスピードを出していたのもありますがモナカは見極めが難しい(>_<)

振り返るとこんな感じ!
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続いては急斜面のトラバース。雪が硬くかなり緊張するポイントでした・・・(ちなみに復路はここは避けて稜線上を通りました)
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またまた振り返り。日陰でところどころ凍り付いている箇所がありました。
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緊張するポイントを超えて赤梛岳に到着。山頂には古びた柱が一本。
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そして南駒ヶ岳が眼前に。雪たっぷりの稜線を歩いていくんだけど・・・山頂直下の岩場がちょっと手強そう
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一旦鞍部へ下り、そこからは急斜面をひたすら登ります!
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こんな感じの斜面です。斜度に加えて凍結箇所も多くダガーポジションで一歩一歩慎重に登ります。
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岩場をよじ登って越えると(写真取り忘れた)ようやく山頂が目の前に・・・!
あれ、なんだか最近似た光景を見たような?
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と考え込んでみたら前月に登った甲斐駒ヶ岳の山頂にそっくりだったんですね!(あれ、そうでもない?)
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と、脱線しましたが無事に南駒ヶ岳に登頂!千畳敷から南へと下る稜線の旅もここが終点。
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山頂からの展望も素晴らしいの一言。

中ア北部の山に御嶽山、乗鞍岳。遠くには穂高連峰に槍ヶ岳もはっきりと見えました。
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南から見る空木岳は初めてですが思いの外どっしりとした山容。ふむ、角度によって見え方が大きく変わりますね。
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雪稜の向こうには御嶽山に白山、左端に小さく見えるのは伊吹山かな?
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中央アルプス中部~南部の稜線。ここから先は未踏の峰々。地元のおじちゃんいわく無雪期はやぶこぎが厳しいけど積雪期には安平路山やその南まで縦走できるとか。遠くには横に広い恵那山も見えます。
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駒ヶ根市の向こうには南アルプスの名峰がずらっと並ぶ素敵な景観
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塩見岳の向こうに頭を出す富士山。
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山頂でしばらくのんびりして空木岳へと戻ります。山頂直下の下りは急斜面なので要注意。
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カチカチの雪面を慎重に・・・
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赤梛岳より。
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帰路は急斜面のトラバースを回避して稜線上を歩きました・・・が、こちらも気は抜けない感じですね。
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雪稜を超えて空木岳へ。
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無事帰還しました!
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南駒ヶ岳を望む。景色は素晴らしいですが気の抜けない稜線でした。。。
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北部の峰々
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さて、後は下りるだけ!と言っても地上まで長ーい池山尾根の下降が待っています。
菅の台まで約2,000mを一気に駆け下りるよ(>_<)

まずは山頂からたっぷりと雪の付いた道を下る。
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山頂直下の駒峰ヒュッテ。
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冬期避難スペースの入口。下部が埋まっているのでスコップが必要かな(ちなみに中はめちゃくちゃ狭いみたいです)
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稜線上とは打って変わって雪がたっぷりついた尾根道を歩きます♪
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山頂を振り返り。
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中ア北部の峰々にも最後のお別れ。二日間素敵な景色をありがとー!
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池山尾根の森林限界上はこんな感じ。だだっ広いので視界不良時は難儀しそう。
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名物の駒石。とにかく大きい!
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南アルプスを正面に見ながらの気持ちの良い下り。
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2,500mくらいから樹林帯に入ります。ちなみに途中のピークから右に伸びる尾根は間違い尾根なので迷い込まないようにね(分岐に看板あり)。
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樹林帯の尾根を下る。上部もラッセルはほとんどありませんでした。
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下山中に池山尾根ピストンの数パーティとすれ違い。いずれも森林限界下のスペースにテントを張っていました。
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ヨナ沢の頭からは夏道通り巻いて下ります(積雪が多い場合は尾根を真っ直ぐ下るのも有りとか)。
迷い尾根の看板。間違えて入り込まないように!
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トラバースが続きます。トレースがない場合、雪質によっては注意かも。
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大地獄の下り。ここも慎重に!
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大地獄から先は特に危険箇所はないのでひたすら歩くだけ!
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木の間からは伊那前岳や檜尾岳が見える。
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暗くなる前になんとか登山口に帰還!疲れたー(^^;)
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とは言っても冬は林道が閉鎖されているのでここから菅の台までさらに1時間程の下り

ヘッデンは確定なので後はのんびりと歩いて菅の台へ無事に戻ってきました。
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下山後は菅の台近くの喫茶店ガロでビッグなソースカツ丼を食べて元気回復(^^)
なおのんびりし過ぎて温泉は閉まってしまったという(T_T)


というわけで冬の中央アルプス北部縦走でした。

核心部は空木岳直下の岩場ですが(南駒ヶ岳直下もなかなか・・・)カチカチの雪面に終始続いたトラバースとそれ以外もほとんど気の抜けないルートでした。
安易にはオススメできませんが、個人的には緊張感があってとても充実していたかな、と。

ちなみに下山後に話した地元のおじちゃんによると、降雪があると雪は適度に締まっていてもう少し歩きやすいそうな。

展望は改めて言うまでもなく抜群でした
紺碧の空に白い稜線、ずらっと並ぶ南アルプスの峰々・・・稜線上は結局終始誰とも会わず素敵な景色を独り占めというちょっと贅沢な思いを味わえたかな(^^)


では続いては久々にまったりのんびりの雪山。冬の大菩薩嶺を歩いてきます。
こちら



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空木岳・南駒ヶ岳(冬) | 15:43:09 | トラックバック(0) | コメント(0)
1月 冬期空木岳&南駒ヶ岳縦走 [千畳敷→池山尾根] (2017.1.6-7) 【前編】
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熊沢岳付近から望む空木岳、南駒ヶ岳

後編 [木曽殿山荘~空木岳~南駒ヶ岳~菅ノ台]はこちら

2017年の初登り、中央アルプス空木岳&南駒ヶ岳に登ってきました。

冬に登ってみようとかねがね思っていた空木岳、池山尾根を登るルートが比較的安全ですが(高低差は大きい)
ひたすらの樹林帯を2,000m近く登るのは気持ち的にとても辛い・・・ということで千畳敷から稜線を歩いて来ました。

併せて未踏の南駒ヶ岳へも縦走。


ちなみに冬期の中央アルプスですが、晴れる日が多いものの風が強く、稜線は西からの強風が常に吹いています。
平均風速が20m/sを超える日も珍しくなく歩くにはなかなか過酷な環境の日が多いです。

今回は高気圧に覆われて比較的風が穏やか(10m/sくらい)な日を狙って行ってきました。

年明けから降雪がなかったので稜線上のコンディションを懸念していましたが、案の定カッチカチになっていてかなり気を遣いました。
が、天気は終始晴れてくれて景色は最高の一言!厳しくも楽しい縦走路でした。


というわけで冬期中央アルプス主稜の旅へ!


【登山ルート】
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千畳敷から主稜を南下して木曽殿山荘の冬期小屋で一泊。2日目は空木岳→南駒ヶ岳へと縦走し池山尾根を2,000m下降して菅ノ台へ帰還。

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■登山ルート&時間
【1日目】
千畳敷(9:45)→極楽平(10:15)→檜尾岳(12:30-13:00)→熊沢岳(14:20)→東川岳(15:50-16:00)→木曽殿山荘(16:35)
【2日目】
木曽殿山荘(6:30)→空木岳(8:30-8:45)→赤梛岳(9:55)→南駒ヶ岳(10:50-11:15)
→空木岳(12:50-13:15)→池山小屋分岐(16:20)→空木岳登山口(17:00-17:30)→菅の台(18:10)
■所要時間:【1日目】6時間50分【2日目】11時間40分
■歩行時間:【1日目】6時間10分【2日目】10時間05分
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【初日】[千畳敷~檜尾岳~木曽殿山荘]

始発のロープウェイに乗って標高2,600mの千畳敷へ。お馴染みの千畳敷カール。
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駒ヶ岳へ向かう人の列から離れて極楽平方面の稜線へ向けて直登していきます。
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一週間程雪が降っていなかったこともあり雪面はかちかち!
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30分程で稜線へ。いつも思うんですがこんな短時間でアルプスの稜線に上がれるなんてなんと贅沢(^^)
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稜線は予想通りかなり硬くなっています。しまっていてアイゼンがよく効く箇所もあれば、かちかちに凍結していて全く爪が刺さらない箇所もあるのでなかなか気を遣います。。。
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島田娘より振り返ると宝剣岳と駒ヶ岳!
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こちらは三ノ沢岳。雪がたっぷりと付いていてカッコイイな!
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今回歩く南駒ヶ岳まで続く稜線を一望。中央奥のピークが空木岳&南駒ヶ岳。遠いぞ!
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まずは写真中央の檜尾岳を目指すよー。
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カチカチの道を慎重に下る・・・
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東側にはところどころ雪庇が出ているので注意。
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登り返してまずは濁沢大峰へ到着!
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夏道はすっかり埋まっていてこの辺りから急斜面のトラバースが出てきます。
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振り返り。斜度もさることながら雪がかなり硬くなっていて爪が刺さりにくい箇所がところどころあって要注意でした。
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※ちなみに今回の縦走ではこんな感じのトラバースがひたすら続きます

痩せたリッジを進む。
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檜尾岳の手前は急斜面のアップダウン。まずは硬い斜面を慎重に下降。
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続いてこれまたカチカチの雪面を登り返し!
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山頂が見えてきましたー。
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檜尾岳、登頂!背後には三ノ沢岳に御嶽山。
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檜尾岳は距離的には極楽平~空木岳の大体中間点くらい(時間的にはまだまだ半分もたっていませんが・・・)。
風の当たらない稜線の伊那側で一息つきます

眼下には檜尾岳避難小屋。その向こうには南アルプスを一望
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ちなみにここに営業小屋&テン場を作る計画が進んでいるみたいです。夏に歩いた時もほとんど人に会わなかったような稜線も少しは賑わうようになるのかな?

八ヶ岳も北~南までずらっと。遠くには浅間山も見える。
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中ア北部の峰々。
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これから歩く稜線。まずは右手のピーク、熊沢岳を目指します!
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檜尾岳から見る空木岳は翼を広げたように左右に尾根が伸びています。この角度から見る空木岳はけっこう好きだったり。
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30分ほどのんびり休憩して登山再開!
ここからも気を抜けない道が続くので気を引き締めて。
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岩が屹立する山頂へ向けて見るからに険しいリッジが続きます。。。
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右側へ滑落しないのはもちろん左手の雪庇を踏まないように慎重に。
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こんなところを伊那側→木曽側へ乗越えたり・・・
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カチカチの急斜面のトラバースもあるよ!
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無事に乗越えて熊沢岳へ。
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熊沢岳、登頂!輝く雪面
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北部を望むと中央の宝剣岳がとっても目立つ。右端が檜尾岳ね。
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三ノ沢岳の向こうには純白の3,000m峰、乗鞍岳
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同じく3,000m峰の御嶽山もばっちり。
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輝く雪面を歩いて行きます。
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アイゼンもほとんど刺さらずもはや半分スケートリンク状態なんだよね・・・(^^;)
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中央右手の東川岳を目指して、熊沢五峰と呼ばれる小ピークを越えていきます。
ほとんどアップダウンはないのでとにかく滑落にだけ注意かな。
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空木岳に南駒ヶ岳が迫ってきました。うーん、険しいアップダウンが見て取れるぞ。。。
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こんな感じでトラバースしてきました。相変わらずカチカチの箇所が多いので斜度と雪質に応じてアイゼンの使い方を変えつつ、ということでなかなか神経をすり減らす歩行が続きます。
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こんな登りも。完全に凍っていてピッケルもアイゼンも刺さらなかったので手前側の草付きを登ってきました。
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最後はようやく気の休まるハイマツ帯を通って・・・
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本日最後のピーク、東川岳登頂!
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だいぶ太陽も傾いてきたので休憩は短めに。

空木岳に南駒ヶ岳がとても大きい。
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ここから見る空木岳は鋭い稜線が印象的。檜尾岳から見たのとは違った趣があってこれもまたとっても良いよね(^^)
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斜陽の御嶽山と乗鞍岳。
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さて、後は鞍部の木曽殿山荘へと下るだけ!

・・・なんですがここからの斜面はかなりの急勾配なので要注意。
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テカってます・・・
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吸い込まれそうな青空の空木&南駒。
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木曽殿山荘が見えてきました!
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こちらが冬期小屋。扉の下部が埋まっていたので掘り返してね。
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ちなみにこの冬期小屋、密閉性が高いおかげなのか夜も全然寒くなくとっても快適に過ごせました。
テントで凍える夜を過ごすのに比べてなんと楽だったことか・・・感謝感謝です(^^)

日没間際。濃紺の空木岳。
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西の空へ陽が沈んで行きます。今日も良い一日だった。。。
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というわけで中央アルプス北部縦走[前編]でした。


適度な緊張感に加えて、終日好天に恵まれ素敵な景色を満喫できたしとても充実した一日になりました!

風は中アの稜線としては比較的穏やか(10m/sくらい)で良かったのですが、とにかくカチカチに凍結した雪面とひたすら続くトラバースに神経を擦り減らす一日だったかな(^^;)


2日目は本縦走路の核心部を越えて空木岳→南駒ヶ岳へ。これまた素晴らしい大展望がお迎えしてくれました。
こちら



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空木岳・南駒ヶ岳(冬) | 18:30:36 | トラックバック(0) | コメント(0)
南アルプスの大展望! 2月 冬の恵那山登山 -広河原ルート- (2016.2.18)
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登山道からは南アルプスの大パノラマ!


今回登ってきたのは中央アルプス最南端の山、恵那山。

中央アルプスと言えばたいていの人がまず思い浮かべるのが木曽駒ヶ岳や宝剣岳、空木岳や南駒ヶ岳といった北部~中部の高山だと思いますが、実は最南端にあるこの恵那山も信仰の山として歴史のある山なのです!

標高が2,191mとアルプスにしては小柄&登山道のほとんどが樹林歩きの地味な山、ということで後回しにしていたんですが、
よくよく調べてみると冬にも登られている山らしく、これは是非チャレンジせねば!
ということで登ってきました(^^)


静かな樹林の山歩きに終始するとばかり思っていたんだけど、待ち受けていたのは南アルプスと中央アルプスの大展望・・・!
予想以上に楽しめる山行になりました


前置きがちょっと長くなったけど、いざ、静寂に包まれるアルプスの展望台、恵那山へ!


【登山ルート】※クリックで拡大
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冬期に最も登られている最短の広河原登山口からのピストン。

==============================================================
■登山ルート&時間(休憩含む)
駐車場(8:40)→広河原登山口(9:00)→五合目(10:10)→山頂(11:20)→山頂最高地点(11:40)→山頂(11:50-12:40)→広河原登山口(14:00)→駐車場(14:20)
■所要時間:5時間40分
■歩行時間:4時間50分
==============================================================

中央道の飯田山本ICを降りて30分強(意外と近い!)、駐車場に到着。
ここから先は落石や崩落のため車両通行止めになってます。
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冬&平日とうことでこの日の登山者は僕一人!
登山届けをチラ見した感じだとここ数日登った人はいないみたいでした。
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登山口を目指して林道歩き。
数日前に雨が降って雪が融けたらしくカッチカチに凍結してスケートリンク状態
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30分程歩いて登山口に到着ー。
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ちなみに広河原からのルートですが、登山口から山頂の標高差は約1,000mと手頃な感じ。
終始急登もなく歩きやすい印象でした

しばらくはそこそこ急な登りが続きます。
凍結していてちょくちょく滑るので2合目くらいでアイゼンを装着。
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1合毎に目安になる標識が立っている親切設計
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3合目くらいから傾斜は徐々に緩くなり気持ちのいい樹林帯歩き
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右手を見ると木の間からちらちらと山頂が。
うん、そんなに遠くなく手頃な感じだな、と一安心。
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五合目辺りから先は開けた斜面を登って行くよー。
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そして左手を見ると・・・

南アルプスの大パノラマだーー!!
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北は甲斐駒ヶ岳から南は光岳まで南アルプスの名山がずらーっと並んでるんです!
展望のない地味ーな山と聞いていてこんな景色が待っているとは思わなかったんで、予想外の景色に大感激!


ふぅ、良い景色に癒されてテンションが上がったところで登山再開!
前日の降雪でふかふかの雪の上を歩いていきます。
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背後には南アルプスがずっと見守ってくれてます
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北部を拡大。
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左から仙丈ヶ岳(その後ろにちっちゃく甲斐駒ヶ岳も)に白峰三山、一番右の白いピークは塩見岳
白峰三山や塩見岳は先日登ったばかりなので新鮮


続いて南部も拡大。
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中央部の3つのピークは左から荒川三山赤石岳聖岳
どの山もすごく大きくてとっても良い山でした(^^)


六合目。だいぶ登ってきた感じ。
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振り返ると中央アルプスの山々も南アに負けじとその雄姿を存分に見せ付けてくれるのです!
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またまた拡大。
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写真中央のカッコイイピークは南駒ヶ岳!そのすぐ後ろに空木岳も見えます。
そこから左に続く稜線の先には中央アの主峰木曽駒ヶ岳
よーく目をこらすと宝剣岳のとんがりもかろうじて見えます


うーん、大展望じゃないか!恵那山すごい・・・!


七合目辺りで大展望とはお別れ。再び樹林の中を進みます。
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そして山頂に到着ー!
こじんまりと開けた広場には展望台と山頂標識と恵那神社奥宮のほこら。
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手書きで素朴な味わいのある山頂標識。
うん、正直に言うとものすごくしょぼいね!
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続いては展望台にも登って山頂からの大パノラマを堪能・・・


って木しか見えないんスけど・・・(´-ω-`;)
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噂通り展望は全くない山頂でした!


こちらは奥宮のほこら。
山頂付近にはこんなほこらがちらほらあります。
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ちなみに恵那山はその昔イザナギ、イザナミが天照大神を産んだ際に、そのへその緒をこの山に埋めたという伝説があるそうですよ


最高点(2,191m)は山頂からしばらく進んだところにあるらしいので、せっかくなので最高点まで行ってみます。
綺麗な雪原を歩いていくよー
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山頂避難小屋。
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後で知ったんだけどなんでも小屋の後ろにある岩の上は展望スポットらしいです。
そこを見逃した事だけが今回の山行唯一の後悔・・・


中はこんな感じ。
のんびり一泊プランも十分有りな綺麗な小屋です。
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少し歩いて最高点(おそらく)に到着ー。
標識等はないけど代わりにほこらがぽつんと立ってます。
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最高点からもほとんど展望はないけど・・・ちらっと御嶽山が見えました
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再び山頂へ戻ってのんびりタイム。
冬場はあまり山の中でのんびりすることはないんだけど、とっても静かな山で風もないので、久々にまったりとしました。

たまにはこういうのんびりした山もとってもいいよね(*´ω`*)

昼食はおでんだよー!
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下山する頃には南アルプスはすっかりに覆われてしまっていました。
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眼下に見えるのはヘブンス園原スキーパーク・・・かな?
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登山口まで帰還
暖かい日差しですっかりは融け気味。
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林道の雪もすっかり融けちゃってました。
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下山後は近くの昼神温泉でまったりと
手に入るか気にしていた登山バッジも道中の東山道というレストランで無事GETしました


そんなわけで中央アルプス恵那山登山でしたー!

聞いていた通り、静かでとても落ち着く山でした(*´ω`*)マッタリ
そしてこっちは聞いていなかった南ア&中央アの大展望!

こんな素敵な景色を独り占めできて大満足の山行になりました
個人的には登ってみてすごく株が上がった山でした!


道についてですが、標高差1,000mでそれほどキツくもなく、終始とても歩きやすかったです。
2月にしては雪が少ないのもあったかな。

ちなみに道はわかりやすいので迷うことはなさそう。


中央アルプスの最南端ということで関東からはちょっと距離はありますが、とても静かで気持ちのいい山歩きが楽しめるのでオススメの山ですよー
是非登ってみてくださいな


続いては九州に帰省して九重連山の一角、大船山(たいせんざん)へ登りますよ!
こちら



【関連記事】

【中央アルプス】12月 冬の木曽駒ヶ岳&伊那前岳登山

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恵那山(冬) | 00:58:39 | トラックバック(0) | コメント(4)
360度の絶景!冬の中央アルプス木曽駒ヶ岳&伊那前岳登山 (2015.12.7)
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青空に突き立つ宝剣岳


今回は夏、秋に続いて冬の中央アルプス木曽駒ヶ岳に挑戦してきました!

木曽駒ヶ岳と言えばご存知中央アルプスの最高峰にも関わらずロープウェイで2,600mまで登れるというお得な山。
手軽にアルプスの高峰を体験できる山なので、冬山のステップアップということで今回のアタックになりました。

さてさて、どんな景色が見られるのか・・・(^^)

【登山ルート】※クリックで拡大
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千畳敷から木曽駒ヶ岳に登頂後、伊那前岳へ向かいます。

==============================================================
■登山ルート&時間(休憩含む)
ロープウェイ山頂駅(9:30)→乗越浄土(10:10)→木曽駒ヶ岳(11:00-11:30)→伊那前岳(12:30)→ロープウェイ山頂駅(13:15)
■所要時間:3時間45分
■歩行時間:3時間15分
==============================================================

ロープウェイ山麓駅までの林道はマイカー規制がかかっているのでバスで向かいます。
駒ヶ根ICから5分の菅の台駐車場に車を止め、始発のバス(8:15)に乗り込んでロープウェイへ!

夏や秋は長蛇の列ができるバス停ですが、冬は並ばずに乗り込めましたー


そしてロープウェイから降りると・・・


眼前に広がる千畳敷カールの絶景・・・!!

ここに来ると毎回ロープウェイ駅を出た瞬間にあまりの景色にびっくりするんですよね
今回ももちろんすげー!!と叫んでしまったよ・・・(^^;)
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まず目指すのはカールの上部、乗越浄土!
夏道と同じくカールの中を登っていきます。
※ちなみに千畳敷カールは雪崩の巣窟です!雪の状況など事前の情報収集をしっかりとしてくださいね!
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距離は短いですがかなりの傾斜・・・!
少し歩いて休んでを繰り返しながらえっほえっほ登っていくよー
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名物のオットセイ岩
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乗越浄土に到着!稜線に上がった途端暴風が吹き荒れます
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宝剣山荘にもすっかり雪が覆いかぶさっとります!
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さて稜線はどのくらい強風なのかというと・・・

どん!
山荘の屋根一面がとげとげに・・・
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地面もハリネズミの背中みたいにトゲトゲになってました。
さすがアルプスの稜線、こんな激しいエビの尻尾(?)を見たのは初めてです
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エビの尻尾祭りじゃーー!!\(^o^)/
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振り返ると天を突くように宝剣岳がそびえています。
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中岳に到着ー!
稜線は風で雪が飛んでいることもあり足が沈むことはほとんどありませんでした。
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中岳から望む木曽駒ヶ岳。
一面真っ白でとても綺麗
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山頂に到着!
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冬の木曽駒ヶ岳、登頂です!
夏と同じく1時間半程の行程でわりと楽ちんでした
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空気が澄んでいて山頂からは大パノラマが展開していました!!
というわけで山頂からの景色をお届け

目の前にそびえるのは木曽御嶽山
山頂脇からはガスがあがっています。
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こちらは北アルプス。
左端の乗鞍岳から穂高連峰槍ヶ岳と続いていきます。
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北東方面には八ヶ岳連峰。
その左にはうっすらとですが浅間山も。
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東には南アルプスが一望!中央奥には富士山もぽっこりと出ています
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南へ続く中央アルプスの稜線。
空木岳や南駒ヶ岳が見えます
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山頂はふかふかの雪で覆われていました
ダイブしたい衝動をなんとか抑える・・・
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山頂でのんびりした後は稜線を戻り、伊那前岳へ向かいます。

道中から見た宝剣岳。険しく荒々しい岩場が圧巻・・・!!
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乗越浄土から先は稜線沿いを歩いていきます
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中央奥に伊那前岳が見えてきました!
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伊那前岳、登頂ー!
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ここはその名の通り伊那側にある前衛のピークです。
ということで眼下には伊那市や駒ヶ根市が一望

南アルプスも近い!
※左から甲斐駒ヶ岳仙丈ヶ岳北岳、間ノ岳富士山塩見岳荒川三山赤石岳聖岳と続きます。
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八ヶ岳もとっても近い!
最高峰の赤岳周辺はすっかり冠雪しています
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荒々しい宝剣岳を望みます。
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うーん、ものすごい迫力です・・・!
標高があと数十メートル高ければ中央アルプス最高峰だったのに!と宝剣岳大好きお兄さんは悔しがってみる
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乗越浄土に戻りそこからは一気の下り!
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斜面をシリセードで滑り降りていきまーす
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千畳敷に到着!お疲れ様でしたー
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下山後は近くの温泉、こぶしの湯の露天風呂で南アルプスの山々を眺めながらでまったりと

というわけで中央アルプス木曽駒ヶ岳でしたー!
雪たっぷり&大展望がこれでもかというくらいに満喫できてとても満足!

コースは短いですが雪面の急登や稜線に出てからの強風、固い雪面の歩行などなど、なかなかバリエーションに富んだ道中でした。
冬の高山を登る予定の人は練習になると思います。
あ、もちろん手軽にアルプスを楽しみたい!という人にもオススメです

ただ、上でも書きましたが雪崩リスクのある山なので積雪や雪の状態は必ず調べたり問い合わせたりしてから登るようにしてくださいね!


続いてはいよいよ冬のアルプス3,000m峰に初挑戦!
雪山テント2泊3日の南アルプス塩見岳にアタックします!
快晴の天気の下、絶景が待ち受けているのでお楽しみにー!
ライチョウさんもいたよ!こちら

【参考】
夏の木曽駒ヶ岳&宝剣岳(こちら
秋・草紅葉の木曽駒ヶ岳&宝剣岳(こちら

【おまけ】
千畳敷の四季(夏、秋、冬)

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木曽駒ヶ岳(冬) | 22:01:07 | トラックバック(0) | コメント(0)
【祝・50座目!】千畳敷からの空木岳日帰り登山(千畳敷-空木岳-池山尾根)(2015.9.5)
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白砂の山頂は雲の上

【登山ルート】※クリックで拡大
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千畳敷から稜線を空木岳へ!その後は池山尾根を下山です。(コースタイム約12時間…!)

==============================================================
■登山ルート&時間(休憩含む)
千畳敷(7:35)→檜尾岳(9:20)→熊沢岳(10:20)→木曽殿越(11:20-11:55)→空木岳(12:55-13:45)→池山小屋分岐(15:55)→登山口(17:25)
■所要時間:9時間50分
■歩行時間:8時間25分
==============================================================


ここのところ長く続く曇り空、その合間を縫って1日だけ快晴の土曜日があるじゃないか…!
ということで今回は中央アルプス第二の高峰、日本百名山の空木岳へ行ってきましたー!

空木岳へのコースと言えば標高差1,800m程の尾根道をひたすら登る池山尾根 or 千畳敷(どちらかというと池山尾根の方がメジャーかな?)があるのですが、せっかくだし中央アルプスの稜線を歩いてみたい…!!
ということで千畳敷→空木岳→池山尾根のルートで行きます(1,800mも登りたくないよ…よし、ロープウェイや!という思いも実はあり


そんなわけで朝イチのロープウェイに乗るべく、駒ヶ根駅始発6:00(時期によっては5:00です)のバスに乗り込んで始発前のロープウェイ臨時便で千畳敷へ!

※ちなみにマイカー組は菅ノ台からバスに乗るという選択肢もありますが、こちらは激混みです…!!なので駒ヶ根駅をオススメします。詳しくは過去記事(木曽駒ヶ岳(秋))を見てね。


千畳敷に到着!ロープウェイを降りると早速楽園のようなカールの絶景が目の前に広がります
ここに来るのは3回目ですが何度見てもとーっても素敵な景色
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木曽駒ヶ岳を目指す人の波から外れて、稜線を目指し左手の道を登っていきます。
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登ること約30分、稜線の極楽平に到着ー。
わずかな時間でアルプスの稜線に上がれるなんて、とっても贅沢
後ろに見えるのは御嶽山。
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南アルプスの山々もまるっと一望できます!
左から甲斐駒ヶ岳仙丈ヶ岳北岳、間ノ岳、農鳥岳の白峰三山、さらに塩見岳悪沢岳赤石岳聖岳と続きます
中央奥にはうっすらと富士山も見えるのです
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縦走中、ずっと右手から見守ってくれていた御嶽山。
すっかり静けさを取り戻しているように見えます。
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今日歩く縦走路を一望します。目的地の空木岳は中央一番奥の尖ったピーク。
うん、すっごく遠いです・・・
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稜線歩き開始しばらくは下り中心の緩めの傾斜が続きます。
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小ピーク、濁沢大峰に到着。
ちょこんとペンで書かれたような文字が寂しい感じです(笑)
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右手に見えるのは三ノ沢岳。
中央アルプスの主脈からは外れていますが、なかなか風格のあるカッコイイ山容です。
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稜線はまだまだ続きます。次に目指すピークは眼前の檜尾岳!
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一度下ってから背の高いハイマツ帯を登り返します。
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足元にはハイマツの実が食い散らかされた形跡がちらほら。お猿さんかな?
(一瞬ライチョウがいるのかな!?と期待しましたが中央アルプスのライチョウさんは絶滅したのでした・・・)
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檜尾岳に到着ー!なかなか立派な山頂
ちなみに位置的にはここが中間地点だそうな(時間的にはまだまだかかります…)
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歩いてきた稜線を振り返ります。
中央のちょこんと突き出たのが宝剣岳なので、そのちょっと手前からここまでやってきました!
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そしてそして…圧巻だったのは檜尾岳山頂に登ると開ける前方の景色!
翼を広げたような空木岳がすごく素敵なんです…!
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檜尾岳・・・ピノキオみたいな可愛い名前のくせしてなかなかどうしていい山ですな。。。(偏見)

こちらは山頂脇にあるピノキオ岳避難小屋。
時期によっては鞍部に綺麗なお花畑が広がるらしいです
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さて、まだまだ稜線は続きます。
ピノキオ岳から先は岩がゴロゴロした道を進みます。
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ひたすら細かいアップダウンが続きます。地味に足に堪える感じ。。。
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岩が乱立する迫力のある稜線の先にそびえるのは、次なるピークの熊沢岳!
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山頂部は岩が屹立する圧巻の光景です!
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熊沢岳2,778m!だんだん空木岳が近づいてきました(写真左)
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ここで再び歩いてきた道のりの振り返り。
鋭くとがった宝剣岳(中央)がとても目立ちます。その左には中央アルプスの盟主、木曽駒ヶ岳も見えます
ちなみに両方とも何度か登ったことがあるのでちょこっと紹介(秋はこちら、夏はこちら
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ここから先は熊沢五峰と呼ばれる小ピークを越えていきます。
傾斜はそれほどでもないんですが、ひたすらのアップダウンで足に疲労が・・・
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たくさんのピークを越えて、目指す最後のピーク、東川岳が見えてきました!
けっこう疲れてきてます・・・
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角度が変わりだいぶ鋭さを増した空木岳。それでも風格は変わらず十分です!
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やっとの思いで山頂に到着・・・!
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東川岳、2,671mです!
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ここからもなかなかの眺め
奥に見えるのは御嶽山(左)に乗鞍岳(右)のダブル3,000m級!
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ピノキオ岳※から見る翼を広げたような空木岳も素敵ですが、東川岳から見る鋭い山容の空木岳もすごくいい…です!!
空木岳と聞くと若干地味な山のイメージでしたが、実際に見ると百名山にふさわしい十分すぎる風格の山でした
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※すっかり呼び方が定着しちゃいましたがホントの名前は檜尾岳です…


東川岳からは鞍部を2,500m地点まで一気に下ります!
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そして鞍部には縦走路唯一の山荘、木曽殿山荘。
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木曽殿山荘に到着。なかなか急で険しい傾斜でした
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ちなみにここの鞍部は木曽殿越えと呼ばれていて、なんでもその昔木曽義仲がここを越えて
伊那側に攻め入ったとか。
重い鎧や食料をもって大軍でこのアルプスを越えるなんて…想像もつかないや


山荘で少し休憩した後は、いよいよ空木岳へ向けた最後の登りへ
青空が広がるとてもいい天気
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山荘から空木岳へは標高差360mのひたすらの急登!
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ハイマツの緑が綺麗な道を登っていきます
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しばらく登ると第一ピークの岩峰へ!
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ここから先は岩場が続きます。
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ステップ有りの岩を登ったりもします。
滑落の危険はそれほどありませんが、少し緊張する感じです。
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そして岩場を越えると眼前には端正な三角形の山頂が・・・!!
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山頂に到着ー!そこは雲上の世界でした
白砂と岩場の景観は甲斐駒ヶ岳鳳凰三山を彷彿とさせます。
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空木岳、登頂です
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さてさて、山頂からの景色ですが・・・中央アルプス第二の高峰だけあって、360度見事な景観!

南側へと続く白の稜線。奥の山は南駒ヶ岳。
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日本百名山選定の深田久弥さんが空木岳とどちらを百名山にしようか迷ったという話なので、きっとここに負けないくらいの素敵な山なのかな!?
いつか是非行ってみたいところ

北側は本日歩いてきた稜線。中央奥のちょこんと突き出した宝剣岳からここまで、長い道のりでした・・・
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ちなみに計測したところ千畳敷~空木岳への道は大体のところ累計の登り1,100m、下り900mほどでした。
うーん、数値的にはそれほどではないんですが、距離もありだいぶ疲れました・・・


東には南アルプスの山々が一望できます!
中央の塩見岳の後ろにはうっすらと富士山も
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西側には縦走中ずっと見守ってくれていた木曽御嶽山。
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そしてそして・・・実は今回の空木岳は記念すべき50座目の日本百名山なのです!!
というわけで50座記念のポーズでパシャッ
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50座目は剱岳にしたいなと思ってたんですが(結局49座目に)、空木岳もかなり素敵な山だったので大満足です


山頂でのんびりと昼食を食べて名残惜しいながらも下山開始です。

雲上の稜線を下っていきます。
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山頂のすぐ下にある駒峰ヒュッテ。食事持参の素泊まり専用小屋です。
当初はここに泊まって南駒ヶ岳まで往復しようと思っていたのですが、翌日の天気は悪いとのことで残念ながら日帰りに…
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ここのテラスは中央アルプス北部の稜線を一望する素晴らしい展望!
穂高連峰の北穂高小屋を思いだします。雲海の早朝とかすごい景色が見られるんだろうなぁ・・・
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緩やかなハイマツ帯を軽快に歩いていきます。
雲の下に下界が見えるんだけど、あんなところまで下りなきゃいけないなんて考えたくないんで見て見ぬふり・・・
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名物の駒石!!人がまるで米粒に感じるくらいの圧倒的な大きさです
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さて、ハイマツ帯を抜けるとあとはひたすら続く長ーい長ーい樹林帯を下ります。
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この池山尾根、山頂から下界(菅ノ台バスセンター)まで約2,000mのひたすらの下りなのです。
とにかく長い!ずっと樹林の中で展望がない!とかなり精神的にタフな道のりです。。。


途中に小地獄、大地獄と呼ばれる鎖場があります。
池山尾根唯一の要注意ポイントでした。
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尾根を半分ほど下るとあとは緩やかな傾斜の林の中をひたすら歩き続けます。
変わり映えしない景色がずっと続き心が折れそうだよ・・・
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美味しそうなキノコを発見!でもこの色…きっと食べたら死ぬんだろうな・・・
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泣きそうになりながら登山口にようやく到着・・・!
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なんですが、バスセンターまではここからさらに1時間程歩かねばならないのです・・・
(車やタクシーならここまで来られます)

ちょこちょこ立っている標柱。
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あと2.5km・・・!!力を振り絞る!
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そしてようやくゴールが見えてきました・・・
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スキー場脇の登山口に到着ー!!
だいぶ省略しましたがひたすら長い樹林歩きが足にも心にもかなりのダメージを容赦なく与えてくれました。
辛かったよ・・・(ToT)
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ここからは菅ノ台バスセンターまで15分程ふらふらしながら歩き、バスで駒ヶ根駅まで戻ったのでした。

というわけで空木岳登山でしたー。登るまでは少し地味な印象がありましたが、登ってみるととても素敵な山でした!
山頂から見る景色もさることながら、縦走路の檜尾岳や東川岳から見る山容がとても素敵で・・・
ぜひぜひ縦走路から見て欲しい山です

中央アルプスの縦走路は北アや南アに比べて人が少なく静かな山歩きが楽しめるのでそこもよい点かな


ちなみに今回紹介した千畳敷~空木岳~池山尾根コースですが、コースタイムが12時間を超えるので時間的にも体力的にもなかなか日帰りは難しいです。
出発がロープウェイに乗る時間次第なので、日帰りを考えるなら少なくとも始発のロープウェイに乗ってくださいね!

今回は天気の都合で日帰りで頑張りましたが、個人的には稜線の景色を楽しんで一泊するのが良いかと


ではでは続いてはシルバーウィークの南アルプス南部縦走!・・・の前に奥秩父の乾徳山に登ってきますこちら



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空木岳 | 20:48:20 | トラックバック(0) | コメント(0)
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