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千葉県在住の30代。色々と体を動かさないとムズムズしてくる性分です。主に30歳から始めた登山についてつらつらと書いていきます。

●現在の日本百名山:完登!(2017.7.20 幌尻岳)

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12月 初冬の甲斐駒ヶ岳日帰り登山(黒戸尾根) (2016.12.3)
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青空へと伸びる鉄剣


今シーズンの雪山デビューとなった先日の立山に続いて、冬のアルプスへ挑戦!
甲斐駒ヶ岳へ黒戸尾根から登ってきました。

冬期の甲斐駒ヶ岳は北沢峠からだと比較的難易度は高くないと言われていますが、峠まで長野側の戸台から1日かけて歩くことになるのでアクセスが難しい。。。

ということで険しいけれどアクセスが容易な黒戸尾根からアタック。

標高差は2,200mということで雪がたっぷり付くと日帰りは厳しいですが、12月の頭であればなんとか行けるだろうと思い日帰りで挑戦してきました。


上部は思いのほか雪が付いていましたが、終日快晴微風で冬山か?と思うような暖かさ。絶好のコンディションでした!
そして山頂では素晴らしい大展望がお迎えしてくれたよー(^^)


ではいざ、冬の甲斐駒ヶ岳へ!

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■登山ルート&時間(休憩含む)
竹宇駒ヶ岳神社(3:50)→笹平(5:05)→七丈小屋(8:10)→八合目御来迎場(9:30-9:40)→山頂(11:05-11:55)→七丈小屋(12:55)→笹平(15:10-15:20)→竹宇駒ヶ岳神社(16:25)
■所要時間:12時間35分
■歩行時間:11時間25分
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まだまだ暗い深夜4:00ちょっと前、竹宇駒ヶ岳神社の駐車場を出発!
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暗い中落ち葉で埋まった尾根道をひたすら登り続けること約2時間、大体1,900m地点くらいで夜が明けてきました。
鳳凰山に富士山のシルエットが綺麗。
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標高2,000mくらいから雪道に。カッチカチでつるつる滑って大変
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黒戸山を巻いて五合目の手前・・・ようやく甲斐駒ヶ岳の白い姿が現れる!
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五合目の小屋跡。
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ここからはハシゴや鎖の連続。まだまだ雪は少なくスリップにさえ気をつければ特に難所はない感じかな。
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白く輝く駒ヶ岳が青空に映えてとても美しい・・・
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連続するハシゴに鎖。アイゼンを着けていると気を遣います(下山時は着けていました)。
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振り返ると八ヶ岳が一望
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赤岳や阿弥陀岳の山頂付近はすっかり雪化粧 とは言えまだまだ雪は少ない感じ。
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眼下に見えるのは日向山。ぽっかり空いた花崗岩の雁ヶ原がよく目立ちます。
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七丈小屋へ到着!この辺りまで来ると雪がだいぶ付いてきました。
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開設期間は"ほぼ"通年とのこと。
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七丈小屋から先はこれまでとうって変わって一気に雪が深くなってきます。すね~膝くらいの積雪。
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雪の急登が続きます。一気に足の負担が増えてきてペースダウン・・・
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剣と石碑。信仰の跡がたくさん見られるのもこの尾根の魅力
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森林限界を超えるとところどころガリガリの雪面が出てきたので、この辺でアイゼンを装着!
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そして眼前に大きく山頂が現れます!
険しい岩と白い雪に覆われたその姿はなんと言えば良いのか・・・神々しさを感じる程でした。
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八合目の御来迎場。七合目までは順調に来たのですが、そこから先は雪がしっかりと付いていてかなり脚の力を持っていかれました時間も予定よりだいぶかかったぜ(>_<)
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小ピークの御来迎場は展望が大きく開けています 八ヶ岳や奥秩父の山々、富士山や北岳も見えるよ!(写真は後ほど)
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さて、山頂まで残すところ300m。いよいよ岩に覆われた山頂へ!
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雪に埋もれた岩場を登ります。
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鎖も半分埋まっています。さらに雪が積もって鎖が埋まると危険なポイントになりそうなところが何箇所か。
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※補足)このくらいの積雪でも十分危険な箇所はいくつかありました

雪が付いているせいか登ってもなかなか近づかない山頂。
ルートはまずは右手前のピークへ登りそこから奥側をトラバースしつつ左奥の山頂を目指す感じです。
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膝上くらいの深さのルンゼを登る。体力を使うポイントでした かなりの急斜面なので下りは要注意!
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下山時にすれ違った方。こんな感じでピックを刺しながら登っていきます。
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登ってはひと息ついて見上げる山頂はとても綺麗。早く着きたいな。。。
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摩利支天と遠くには北岳。摩利支天は初めてライチョウの親子に出会った思い出深い場所(^^)
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ひとしきり登りきると岩に突き立てられた存在感抜群の鉄剣。青空に向かって立つ姿が何と凛々しい・・・
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鳳凰山に富士山を望む見事な展望。こんな素晴らしい景色をずっと眺めてきたとは・・・羨ましい・・・
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まだまだ続く雪稜の登り。
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ようやく登りがひと段落。
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ここからは岩峰の裏側へ回り山頂を目指します。
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岩峰の直下をトラバース。それほど危険度は高くはないですが、右に落ちるとアウトなので決して気は抜けません。
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岩の間からチラり。
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そしてようやく山頂脇の駒ヶ岳神社へ。祠はほとんど埋まっちゃってる。。。
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いよいよ山頂が目の前に!たっぷりと雪の付いた美しいお姿
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山頂直下から振り返る駒ヶ岳神社。岩と雪がミックスした見事な景観です。
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そしてついに山頂へ!駐車場を出てから7時間とちょっと。なかなか堪える道のりでした(^o^;)
特に雪がしっかり付いた7合目からが長かった!(>_<)
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甲斐駒ヶ岳、登頂ー!3度目の山頂ですが冬は初めて(^^)
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この山は登るといつも快晴の大展望がお迎えしてくれる相性の良い(?)山。
今回も360度の景色が待っていました・・・!

鳳凰山と富士山。今回は何度もその姿に励まされました。
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北岳、間ノ岳から塩見岳、荒川三山に赤石まで見える南アルプスの主稜線。
まだ12月始めだけど今年の1月に登った時より明らかに白い!(^^;)
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ちなみにすぐ手前の山は宇多田ヒカルのCMで話題になった栗沢山。

山頂まで登ってようやくその姿を見せてくれた仙丈ヶ岳。
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小仙丈カールにはたっぷりと雪がついています
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鋸岳へと続く険しい稜線。ぼろぼろと崩れる脆い岩に四苦八苦した記憶が甦る・・・雪が付いた時期はちょっと行きたくないかな(^^;)
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中央アルプスも一望 右奥には御嶽山もばっちりと!
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空気が澄んでいるおかげで御嶽山の向こうには白山まではっきりと見えちゃいました
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北アルプスも乗鞍~後立山までずらーっと見渡せたよ!
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純白の3,000m峰、乗鞍岳。
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穂高連峰に槍ヶ岳。右の方には先日登った立山に剱岳も見える。
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八ヶ岳も南から北まで一望。
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こちらは奥秩父方面。瑞牆山や金峰山が目立ちます。雪は・・・まだ付いてないかな?
ちなみに左端のぴょこっと突き出たのは先日登った静かで良い山、御座山
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この日は快晴無風で冬山とは思えない暖かさでした
普段は寒くてなかなかのんびりできない山頂ですが今日はまったりとランチタイム。
長丁場だったんで脚の回復も兼ねてね!
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さてさて、日没までの下山のタイムリミットと考えていた12時が迫ってきたので大展望の山頂からお別れします。
とっても名残惜しいけどこればっかりは仕方ない(T_T)

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高度感のある稜線の下り。ところどころ雪のすぐ下に岩が隠れているのでなかなか気を遣います。左手は谷まで切れているので慎重に!
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ルンゼの下り。写真ではちょっと伝わりにくいかもですが、かなりの急斜面なので斜面に体を向けて下っていきました。
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八合目の御来迎場まで帰還!
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七合目のテン場にはテントとツェルトが張られていました。ツェルトはさすがに寒いんじゃ!?と思いましたがどうやら荷物置き用みたい。
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七合目から先の鎖&ハシゴの下りはこれまた要注意。アイゼン付けてこれは気を遣う(^^:)
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2,000m地点の刃利天狗でアイゼンを外して細い尾根を下る下る。
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鳳凰山と富士山とはここでお別れ。
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雪化粧した富士山は本当に美しい・・・
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1,900m地点の刃渡りを越える。
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ようやく樹林帯に突入。
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そこからは笹の道や針葉樹林帯をひたすら下り続けます。
これが標高差1,000mくらい続いて本当に長く感じるんだよね・・・( ̄o ̄;)
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登山口の竹宇駒ヶ岳神社で御参りをして日没ぎりぎりに無事に駐車場へと帰還!
いやぁ最後の樹林帯は精神的に辛かった・・・(^o^;)
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お馴染みの(?)変なオブジェにお別れを!
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下山後はすぐ近くの尾白の湯でまったり長旅の疲れを癒すのでした♪
21時までやってるんで暗くなってからでも大丈夫ですよー。


というわけで初冬の甲斐駒ヶ岳でした。

黒戸尾根、この時期なら日帰り行けると思い挑戦しましたがやっぱり標高差2,200m(累積は2,400mくらい)はタフでした
特に7合目から上は雪が思いの外しっかりと付いていたので脚に堪える&時間もだいぶかかっちゃいました・・・(>_<)

これはもう少し雪が積もると日帰りは厳しいかな(^^;)


危険箇所ですが8合目の御来迎場から上は雪と岩のミックスや急斜面のルンゼがあり、ところどころ緊張するポイントがありました。雪が深くなって鎖が埋まったり足場が無くなったりすると危険度が上がるかと思います。

七合目まではほぼ夏道だったので特に大きな問題はなかったかな(鎖やハシゴはあります)。


景色に関しては文句なし!
8合目付近から見る岩と雪に覆われた山頂や、ところどころに散見する剣や石碑といった信仰の跡、そして山頂からの大展望等々冬ならではの景観が存分に楽しめました(^^)


気軽にオススメできる山ではありませんが、北沢峠からだと年末年始には小屋が営業していたりと比較的登りやすくなるので(アクセスは大変だけど)仙丈ヶ岳とセットで登ってみるのもいいかもしれませんね!(仙丈ヶ岳でラッセルしてみたい願望有り・・・)



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甲斐駒ヶ岳(冬) | 11:49:20 | トラックバック(0) | コメント(0)

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