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K-NO

Author:K-NO
千葉県在住の30代。色々と体を動かさないとムズムズしてくる性分です。主に30歳から始めた登山についてつらつらと書いていきます。

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上越の沢デビュー!谷川連峰 万太郎谷本谷遡行 (2018.8.2-3)
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三ノ滝一段目の登攀


今回は上越の沢デビュー!谷川連峰の魚野川水系 万太郎谷本谷を遡行してきました。

谷川連峰の中でも美渓と言われ、上越では比較的取り付きやすい難易度も相まって人気が高いとされる万太郎谷本谷、上越の沢デビューを考えていたところ、前年に遡行したメンバーからお勧めされて一緒に行くことに!

これまで遡行した奥多摩や丹沢の沢と比べて開放感に溢れたスケールの大きい沢で、気持ちのいいナメ床、釜やトロの泳ぎにゴルジュ、3つの大滝登攀、そして詰めは一面に広がる草原とバリエーションに富んだ素晴らしい遡行になりました。


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■ルート&時間 ※ざっくりと
【1日目】
土樽駅(8:50)→入渓点(10:00)→関越トンネル換気口(11:30)→一ノ滝(14:15-15:00)→二ノ滝(15:45-17:30)→幕営地(18:00)
【2日目】
幕営地(6:40)→三ノ滝(7:10-9:30)→肩ノ小屋(14:15-14:50)→天神平(16:30)
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【1日目】

今回は入渓点と脱渓点が異なるので、土合に車を置いて上越線の始発で土樽駅へ(車2台で行くパーティもいるみたいです)。

もぐら駅を地下へと潜ります。
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土樽駅から車道を万太郎山登山口(吾策新道)方面へ。
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吾策新道の入口を通過して少し歩いたところの堰堤手前で入渓!(駅から大体1時間弱)
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しばらくはウォーミングアップの河原歩き。
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水がとっても綺麗♪
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少し歩くと岩畳のナメ床が登場!
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ぺたぺたとナメ床を歩く癒しの時間(^^)
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カエルもたくさん見かけました。
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可愛いのでつい撮影会
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引き続き岩畳を楽しく歩いていくよー。
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イケメンカエル
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魚止ノ滝4m!・・・は巻いて通過です(泳いで取り付いて登攀もできるみたい)。
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滝の上には謎のポットホール。
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小滝や泳ぎを繰り返して・・・・・・
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関越トンネルの換気口。入渓してここまで大体1時間半くらい。
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不思議な形に侵食された岩がたくさん。ほえーと感心しながら歩いていきます(頭からっぽ)。
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ゴルジュ帯へ突入。
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へつりからの・・・・・・
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ドボン!へつったり泳いだり楽しく遊べる素敵なポイント(^^)
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序盤のハイライト、オキドウキョのトロ場。
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だいぶ水量が少ないみたいですが楽しくスイミングで♪
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締めはシャワーを浴びながらの滝登り。
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やったぜ!
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ゴルジュ帯の最後には釜付きの滝の登攀が待っています。
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左壁に泳いで取り付いてどっこいしょ。
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楽しかったゴルジュ帯を過ぎるとしばらくは穏やかな河原歩きが続きます。
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小滝(釜付き)もあるよ!
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骨が丸ごと。大きさ的にはウサギとかその辺かな?
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渡ってくれと言わんばかりの天然の橋。
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渡るGZB氏(落ちて欲しかった・・・)
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ゴルジュ内の滝を突破したり巻いたり。
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うーん、この滝は登れないかな、と眺めていると・・・
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先客を発見!野生のウサギが滝を眺めていました♪ 鋭い目をしている・・・
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しばらく見つめていると逃走!可愛いお尻(^^)
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引き続き美しい渓相の中を気持ちよく歩いていきます♪
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稜線はまだまだ遠く。
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だいぶ水に浸かったんで甲羅干し♪岩があったかい・・・そして眠くなるzzz
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そこからも続く釜の泳ぎ&ナメ滝登攀。
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絶対に浸からないぞという強い決意の下、巻き道を往くGZBさん。
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連続する泳ぎとナメ滝。
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絶対に浸からないぞという強い決意の下、巻き道を・・・(略)
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トイ状滝。ここも泳いで取り付き。
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泳いで取り付くONDY先輩と絶対に浸からないぞという強い・・・(略)
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さっきも見たような倒木の橋の上を歩いていくと・・・
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眼前に突如現れる大滝!
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万太郎谷本谷の3つの大滝の第一弾、一ノ滝30mです!間近で見るとものすごい迫力だ。。。
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横から 迫力満点ですがこれでも水量はかなり少ない方なんですって。
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ONDY先輩がトップで左壁を越えます(左岸を高巻きで越えることもできるみたいです)。
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草付のちょっと嫌な感じのスラブをじりじりと登っていく。
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続いて自分もセカンドで。1,2箇所ホールドが乏しく足のフリクションを信じるようなポイントがあってセカンドながら緊張感がありました。これをトップで登るのはなかなかしんどいな、と(ONDY先輩ありがとう!)。
個人的には3つの大滝ではここが一番やりにくかったです(もちろんその日のコンディションや登るルートにもよりますが)。

ちなみに大滝登攀は初めてだったんですが、登ること自体の難しさよりホールドの脆さや支点の強度等々の不安が大きくその辺りがとても痺れるなぁ、と。。。簡潔に言うとものすごい緊張感でした。。。(この後の滝をトップで登ってより実感)


滝の上からパシャリ
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一ノ滝から先は巨岩のゴーロ帯。
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泳いだり小滝を登ったりして・・・(写真は絶対に浸からないぞという強い気持ちを失ったGZB氏)
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二ノ滝15m!一ノ滝に比べると小ぶりですが下から見ると中々の迫力。左岸には顕著な巻き道があります。
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色々と逡巡しましたがトップで登らせてもらいます。右壁はホールドがしっかりとあるので決して難易度は高くないのですが、この規模の滝の登攀で初めてのトップということでかなりの緊張感。できるだけ支点を取りながら慎重に登ります。。。
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ちなみにリスがほとんどなくハーケンは打ち込みませんでしたが、ところどころ岩に穴が開いていてスリングで支点が取れます(強度はさておき)。


だいぶ時間を使ってしまい日が沈んできました。ビバーク適地を探しながらの遡行。
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頼りになる薪集めおじさん!(一部では焚き火にうるさいと評判)
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二ノ滝から15分くらいのところにビバーク適地を発見。ここを本日の寝床とする!(ちなみにビバーク適地は数える程しかないです。今回目に付いたのはここ以外に1,2箇所くらいでした)
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快適そうな寝床ができてきた♪
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焚き火おじさん。
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ちょっと良いおビールを沢で冷やして(^o^)
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焚き火パーティーだッ!お酒飲んで肉を焼いたりでずっとゲラゲラ笑ながら焚き火を囲んでいました。
沢の泊まりは焚き火を囲むだけで不思議なくらいひたすらに楽しいのです(^^)
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そんなこんなで満天の星空の下、にぎやかな夜が過ぎて・・・・・・


【2日目】

静かな沢の朝。のんびりとした時間がとても心地よいです。
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乾いていないびちゃっとしたウェアを着てうぇぇっとした気持ちになって出発。
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小滝を越えたりしつつゴーロ帯を歩くこと30分・・・
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三ノ滝(2段40m)登場!迫力は3つの滝の中でも一番でしょう。
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三ノ滝全景。下段は傾斜が強く上段はホールドの少なそうなスラブ状。
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下段はONDY先輩が先陣を切ってくれます。
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ハーケンを打ち込みつつ草付を登っていきます。
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その後僕もセカンドで登ります。ホールドは比較的豊富ですが傾斜が強いのでなかなかの緊張感・・・

続いては上段。こちらは下段とは打って変わってスラブ状。右壁を登ります。
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記録を見ると左壁もけっこう登られているみたい。ただしこちらは高度感が強く墜ちると下段の下まで行きます。。。
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上段はトップで登らせてもらいます。下段のフレークを右上してそこからはスラブ壁を直上。支点は下部はハーケン、上部は灌木でした。
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スラブ帯を慎重に。
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無事登りきり後続を確保。
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三ノ滝突破後、いくつかの小滝を越えると徐々に沢も小さくなっていき詰めのムードに。
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フォトジェニックGZB氏。
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すだれと苔と。
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その後は1:1の二俣を右に進み源頭部へ。稜線へ向けぐんぐん高度を上げていきます。
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振り返ると緑が清々しい万太郎谷本谷。
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夏雲の湧く笹の草原を歩く。
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最後は背の高い笹藪を抜けて。。。
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緑の美しい連峰の主脈へ。正面にはオジカ沢の頭。
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稜線に上がった後はひと登りで肩ノ小屋へ!
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二日間に渡った遡行も無事終わりコーラで乾杯♪
あとは天神尾根を下ってロープウェイでのんびり下山するだけだ!(ロープウェイを逃すと田尻尾根を辛い気持ちで降りることになるんで注意してね!)

青空に伸びる指導標。
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せっかくなのでトマの耳にも寄り道して。オキはちょっと歩くのでパス!
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笹の緑が爽快な天神尾根(暑い・・・)。
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熊穴沢避難小屋。冬はこれが完全に埋まるのが信じられないぞ。。。
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その後はロープウェイでまったりと下山♪土合駅へ車を回収に向かうのでした。


そんなわけで谷川連峰 魚野川水系 万太郎谷本谷でした!

綺麗な水に暖かい日差し、気持ちのいいナメ床、釜やトロの泳ぎにゴルジュ、3つの大滝登攀、そして詰めは一面に広がる笹の草原と詰め込み放題見所盛り沢山のとーっても充実した遡行でした!

あ、あと楽しい沢の夜(焚き火!焚き火!)も忘れてはいけない(^^)


大滝の登攀は決して容易ではないですが(三ノ滝以外は巻ける)、そこがクリアできるメンバーであればとってもオススメできる素敵な沢でした。

やっぱり泊まりの沢は楽しいなぁ(^^)


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【上越】万太郎谷本谷 | 17:13:46 | トラックバック(0) | コメント(0)

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