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千葉県在住の30代。色々と体を動かさないとムズムズしてくる性分です。主に30歳から始めた登山についてつらつらと書いていきます。

●現在の日本百名山:完登!(2017.7.20 幌尻岳)

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【祝・50座目!】千畳敷からの空木岳日帰り登山(千畳敷-空木岳-池山尾根)(2015.9.5)
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白砂の山頂は雲の上

【登山ルート】※クリックで拡大
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千畳敷から稜線を空木岳へ!その後は池山尾根を下山です。(コースタイム約12時間…!)

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■登山ルート&時間(休憩含む)
千畳敷(7:35)→檜尾岳(9:20)→熊沢岳(10:20)→木曽殿越(11:20-11:55)→空木岳(12:55-13:45)→池山小屋分岐(15:55)→登山口(17:25)
■所要時間:9時間50分
■歩行時間:8時間25分
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ここのところ長く続く曇り空、その合間を縫って1日だけ快晴の土曜日があるじゃないか…!
ということで今回は中央アルプス第二の高峰、日本百名山の空木岳へ行ってきましたー!

空木岳へのコースと言えば標高差1,800m程の尾根道をひたすら登る池山尾根 or 千畳敷(どちらかというと池山尾根の方がメジャーかな?)があるのですが、せっかくだし中央アルプスの稜線を歩いてみたい…!!
ということで千畳敷→空木岳→池山尾根のルートで行きます(1,800mも登りたくないよ…よし、ロープウェイや!という思いも実はあり


そんなわけで朝イチのロープウェイに乗るべく、駒ヶ根駅始発6:00(時期によっては5:00です)のバスに乗り込んで始発前のロープウェイ臨時便で千畳敷へ!

※ちなみにマイカー組は菅ノ台からバスに乗るという選択肢もありますが、こちらは激混みです…!!なので駒ヶ根駅をオススメします。詳しくは過去記事(木曽駒ヶ岳(秋))を見てね。


千畳敷に到着!ロープウェイを降りると早速楽園のようなカールの絶景が目の前に広がります
ここに来るのは3回目ですが何度見てもとーっても素敵な景色
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木曽駒ヶ岳を目指す人の波から外れて、稜線を目指し左手の道を登っていきます。
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登ること約30分、稜線の極楽平に到着ー。
わずかな時間でアルプスの稜線に上がれるなんて、とっても贅沢
後ろに見えるのは御嶽山。
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南アルプスの山々もまるっと一望できます!
左から甲斐駒ヶ岳仙丈ヶ岳北岳、間ノ岳、農鳥岳の白峰三山、さらに塩見岳悪沢岳赤石岳聖岳と続きます
中央奥にはうっすらと富士山も見えるのです
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縦走中、ずっと右手から見守ってくれていた御嶽山。
すっかり静けさを取り戻しているように見えます。
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今日歩く縦走路を一望します。目的地の空木岳は中央一番奥の尖ったピーク。
うん、すっごく遠いです・・・
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稜線歩き開始しばらくは下り中心の緩めの傾斜が続きます。
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小ピーク、濁沢大峰に到着。
ちょこんとペンで書かれたような文字が寂しい感じです(笑)
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右手に見えるのは三ノ沢岳。
中央アルプスの主脈からは外れていますが、なかなか風格のあるカッコイイ山容です。
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稜線はまだまだ続きます。次に目指すピークは眼前の檜尾岳!
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一度下ってから背の高いハイマツ帯を登り返します。
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足元にはハイマツの実が食い散らかされた形跡がちらほら。お猿さんかな?
(一瞬ライチョウがいるのかな!?と期待しましたが中央アルプスのライチョウさんは絶滅したのでした・・・)
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檜尾岳に到着ー!なかなか立派な山頂
ちなみに位置的にはここが中間地点だそうな(時間的にはまだまだかかります…)
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歩いてきた稜線を振り返ります。
中央のちょこんと突き出たのが宝剣岳なので、そのちょっと手前からここまでやってきました!
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そしてそして…圧巻だったのは檜尾岳山頂に登ると開ける前方の景色!
翼を広げたような空木岳がすごく素敵なんです…!
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檜尾岳・・・ピノキオみたいな可愛い名前のくせしてなかなかどうしていい山ですな。。。(偏見)

こちらは山頂脇にあるピノキオ岳避難小屋。
時期によっては鞍部に綺麗なお花畑が広がるらしいです
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さて、まだまだ稜線は続きます。
ピノキオ岳から先は岩がゴロゴロした道を進みます。
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ひたすら細かいアップダウンが続きます。地味に足に堪える感じ。。。
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岩が乱立する迫力のある稜線の先にそびえるのは、次なるピークの熊沢岳!
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山頂部は岩が屹立する圧巻の光景です!
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熊沢岳2,778m!だんだん空木岳が近づいてきました(写真左)
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ここで再び歩いてきた道のりの振り返り。
鋭くとがった宝剣岳(中央)がとても目立ちます。その左には中央アルプスの盟主、木曽駒ヶ岳も見えます
ちなみに両方とも何度か登ったことがあるのでちょこっと紹介(秋はこちら、夏はこちら
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ここから先は熊沢五峰と呼ばれる小ピークを越えていきます。
傾斜はそれほどでもないんですが、ひたすらのアップダウンで足に疲労が・・・
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たくさんのピークを越えて、目指す最後のピーク、東川岳が見えてきました!
けっこう疲れてきてます・・・
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角度が変わりだいぶ鋭さを増した空木岳。それでも風格は変わらず十分です!
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やっとの思いで山頂に到着・・・!
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東川岳、2,671mです!
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ここからもなかなかの眺め
奥に見えるのは御嶽山(左)に乗鞍岳(右)のダブル3,000m級!
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ピノキオ岳※から見る翼を広げたような空木岳も素敵ですが、東川岳から見る鋭い山容の空木岳もすごくいい…です!!
空木岳と聞くと若干地味な山のイメージでしたが、実際に見ると百名山にふさわしい十分すぎる風格の山でした
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※すっかり呼び方が定着しちゃいましたがホントの名前は檜尾岳です…


東川岳からは鞍部を2,500m地点まで一気に下ります!
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そして鞍部には縦走路唯一の山荘、木曽殿山荘。
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木曽殿山荘に到着。なかなか急で険しい傾斜でした
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ちなみにここの鞍部は木曽殿越えと呼ばれていて、なんでもその昔木曽義仲がここを越えて
伊那側に攻め入ったとか。
重い鎧や食料をもって大軍でこのアルプスを越えるなんて…想像もつかないや


山荘で少し休憩した後は、いよいよ空木岳へ向けた最後の登りへ
青空が広がるとてもいい天気
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山荘から空木岳へは標高差360mのひたすらの急登!
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ハイマツの緑が綺麗な道を登っていきます
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しばらく登ると第一ピークの岩峰へ!
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ここから先は岩場が続きます。
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ステップ有りの岩を登ったりもします。
滑落の危険はそれほどありませんが、少し緊張する感じです。
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そして岩場を越えると眼前には端正な三角形の山頂が・・・!!
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山頂に到着ー!そこは雲上の世界でした
白砂と岩場の景観は甲斐駒ヶ岳鳳凰三山を彷彿とさせます。
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空木岳、登頂です
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さてさて、山頂からの景色ですが・・・中央アルプス第二の高峰だけあって、360度見事な景観!

南側へと続く白の稜線。奥の山は南駒ヶ岳。
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日本百名山選定の深田久弥さんが空木岳とどちらを百名山にしようか迷ったという話なので、きっとここに負けないくらいの素敵な山なのかな!?
いつか是非行ってみたいところ

北側は本日歩いてきた稜線。中央奥のちょこんと突き出した宝剣岳からここまで、長い道のりでした・・・
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ちなみに計測したところ千畳敷~空木岳への道は大体のところ累計の登り1,100m、下り900mほどでした。
うーん、数値的にはそれほどではないんですが、距離もありだいぶ疲れました・・・


東には南アルプスの山々が一望できます!
中央の塩見岳の後ろにはうっすらと富士山も
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西側には縦走中ずっと見守ってくれていた木曽御嶽山。
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そしてそして・・・実は今回の空木岳は記念すべき50座目の日本百名山なのです!!
というわけで50座記念のポーズでパシャッ
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50座目は剱岳にしたいなと思ってたんですが(結局49座目に)、空木岳もかなり素敵な山だったので大満足です


山頂でのんびりと昼食を食べて名残惜しいながらも下山開始です。

雲上の稜線を下っていきます。
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山頂のすぐ下にある駒峰ヒュッテ。食事持参の素泊まり専用小屋です。
当初はここに泊まって南駒ヶ岳まで往復しようと思っていたのですが、翌日の天気は悪いとのことで残念ながら日帰りに…
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ここのテラスは中央アルプス北部の稜線を一望する素晴らしい展望!
穂高連峰の北穂高小屋を思いだします。雲海の早朝とかすごい景色が見られるんだろうなぁ・・・
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緩やかなハイマツ帯を軽快に歩いていきます。
雲の下に下界が見えるんだけど、あんなところまで下りなきゃいけないなんて考えたくないんで見て見ぬふり・・・
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名物の駒石!!人がまるで米粒に感じるくらいの圧倒的な大きさです
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さて、ハイマツ帯を抜けるとあとはひたすら続く長ーい長ーい樹林帯を下ります。
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この池山尾根、山頂から下界(菅ノ台バスセンター)まで約2,000mのひたすらの下りなのです。
とにかく長い!ずっと樹林の中で展望がない!とかなり精神的にタフな道のりです。。。


途中に小地獄、大地獄と呼ばれる鎖場があります。
池山尾根唯一の要注意ポイントでした。
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尾根を半分ほど下るとあとは緩やかな傾斜の林の中をひたすら歩き続けます。
変わり映えしない景色がずっと続き心が折れそうだよ・・・
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美味しそうなキノコを発見!でもこの色…きっと食べたら死ぬんだろうな・・・
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泣きそうになりながら登山口にようやく到着・・・!
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なんですが、バスセンターまではここからさらに1時間程歩かねばならないのです・・・
(車やタクシーならここまで来られます)

ちょこちょこ立っている標柱。
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あと2.5km・・・!!力を振り絞る!
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そしてようやくゴールが見えてきました・・・
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スキー場脇の登山口に到着ー!!
だいぶ省略しましたがひたすら長い樹林歩きが足にも心にもかなりのダメージを容赦なく与えてくれました。
辛かったよ・・・(ToT)
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ここからは菅ノ台バスセンターまで15分程ふらふらしながら歩き、バスで駒ヶ根駅まで戻ったのでした。

というわけで空木岳登山でしたー。登るまでは少し地味な印象がありましたが、登ってみるととても素敵な山でした!
山頂から見る景色もさることながら、縦走路の檜尾岳や東川岳から見る山容がとても素敵で・・・
ぜひぜひ縦走路から見て欲しい山です

中央アルプスの縦走路は北アや南アに比べて人が少なく静かな山歩きが楽しめるのでそこもよい点かな


ちなみに今回紹介した千畳敷~空木岳~池山尾根コースですが、コースタイムが12時間を超えるので時間的にも体力的にもなかなか日帰りは難しいです。
出発がロープウェイに乗る時間次第なので、日帰りを考えるなら少なくとも始発のロープウェイに乗ってくださいね!

今回は天気の都合で日帰りで頑張りましたが、個人的には稜線の景色を楽しんで一泊するのが良いかと


ではでは続いてはシルバーウィークの南アルプス南部縦走!・・・の前に奥秩父の乾徳山に登ってきますこちら



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空木岳 | 20:48:20 | トラックバック(0) | コメント(0)

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