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千葉県在住の30代。色々と体を動かさないとムズムズしてくる性分です。主に30歳から始めた登山についてつらつらと書いていきます。

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12月 冬の南アルプス塩見岳登山(鳥倉登山口より)(2015.12.8-10)
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アーベンロートの塩見岳


前日の中央アルプス木曽駒ヶ岳(こちら)に続き、今回は冬の南アルプス塩見岳に挑戦してきました!

塩見岳は南アルプスの中央に位置する3,000m峰。
以前から行きたいとは思ってたんですが、北部からも南部からも距離があってなかなか縦走する機会がなかったのです。
そんなわけでこの度思い切って冬のピストンに挑戦!

そして今回は記念すべき初の雪山テント泊!ということで色々と不安要素もあるけれど・・・
好天の日を狙って2泊3日の雪山登山、開始です!


【登山ルート】※クリックで拡大
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夏季と同じく鳥倉林道の越路ゲート(夏季ゲート)からのピストンです

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■登山ルート&時間(休憩含む)
【1日目】越路ゲート(9:30)→登山口(10:00)→5/10地点(11:25)→三伏峠(12:45-13:35)→本谷山(15:00)
【2日目】本谷山(8:45)→塩見小屋(10:20-10:35)→塩見岳(12:10-13:05)→塩見小屋(13:45)→本谷山(15:25)
【3日目】本谷山(9:10)→三伏峠(10:05)→登山口(11:40)→越路ゲート(12:15)
■所要時間:【1日目】5時間30分【2日目】6時間40分【3日目】3時間5分
■歩行時間:【1日目】4時間40分【2日目】5時間30分【3日目】3時間5分
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冬の塩見岳へのアプローチなんですが、現地に問い合わせたところ鳥倉林道の冬季閉鎖は12月中旬からということだったので夏と同じく登山口まで徒歩約30分の越路ゲートまで車で行くことができました(^^)

冬季ゲートから数時間かけて歩くことも想定していたので予想外のラッキー

越路ゲート手前の駐車スペースに車を停めます。
塩見岳に登ろうという登山者はなかなかいないらしく貸切状態。
※ちなみに今年は雪が少ないせいか路面の積雪・凍結はほぼありませんでした。ノーマルタイヤでも行けたかな?
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こちらが越路ゲート。
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登山口までは30分程林道を歩きますー。
日陰は雪がいっぱい
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鳥倉登山口に到着!
さて、いよいよ2泊3日の山旅、スタートです!
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しばらくはひたすらの登りが続きます。
うぅ、テント装備が足にずっしりとのしかかるぜ・・・(>_<)
雪は積もってたり融けてたり、という感じ。
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ある程度登った後は尾根沿いの緩やかーな傾斜の道をひたすら歩いていく感じです
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途中途中には三伏峠までの目安の看板がある親切設計
1/10ずつ設置されてます。
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道中にある水場。ほぼ凍結していてぎりぎり流れているくらいの状態でした。
冬場は期待できないかと。
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8/10を過ぎた辺りに塩川小屋からのルートと合流地点。
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・・・なんですが、塩川小屋までの道路は崩落により長期通行止めで使えないみたいです
一体いつ通れるようになるのやら。。。
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合流地点から先は三伏峠へ向けて傾斜が急になります。
雪もこの辺りから深くなってくるので頑張りどころ!
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小屋が見えてきましたー!!
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三伏峠に到着!\(^^)/
ちなみにここは標高2,580mで日本一高い峠なのです
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小屋には冬期開放の部屋もあるよー。
6畳間くらいの部屋が2部屋ありましたー。でもめっちゃ中寒かったよ・・・(´Д`*)
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小屋の裏手には広大なテントスペースがあります。
そしてそこからは目指す塩見岳のお姿も!
まだまだ遠いよー。。。
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さて、1日目の行動をここで終えるという選択もありますが、そうすると2日目がここから山頂のピストンとかなり長くなるので(塩見小屋は幕営禁止です)さらに先に進むことにします!

ここから先はトレースがなく雪も深くなってきたということで・・・

今シーズン初のわかん装着!
うーんと、、、着けるのは2月に敗退した北岳以来かな?
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小屋からしばらく歩くと。。。
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分岐に到着。左が塩見岳方面、右が荒川岳方面です。
左はトレースなしだったんですが、代わりに右にしっかりとトレースが付いていたのにちょっと驚き・・・荒川・赤石方面に向かう強者が・・・!
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分岐から少し登って三伏山に到着!
ここに登ってこの山旅で初めて大展望が広がりますー
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背後の林の中にはひっそりと佇む三伏峠小屋。
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そして眼前には塩見岳と南アルプス北部の山々が一望
ちなみに左手前に見えるピークが本日の目的地、本谷山です。
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ここから先の道は高度は稼がず一旦下がってその分登り返す、という感じ。
というわけで樹林帯を高度100m程くだります。雪は深め
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そこからは眼前の本谷山に向けて約150mの登り返し!
1日目最後の頑張りどころ!
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塩見岳も段々近くに見えて迫力が増してきます
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平で開けたピークに到着ー!
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本日の幕営地、本谷山、2,685mです!
山頂にはテント3張り分ほどのスペースがありました。
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さて、到着した後はお楽しみのテント設営!
まずはスコップと靴で整地して、と
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テント&冬用のスノーフライを設置して・・・
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最後はスノーフライの裾とペグ代わりのスノーアンカーを埋めて・・・完成!!ヾ(*´∀`*)ノ
雪山でのテント設営は初めてでしたが思いの他手間もかからずにできました
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テント設営後は水を作るための綺麗な雪を集めたり、のんびりお茶を飲んだりして・・・

日が暮れていきます。
本谷山は見晴らしがよく夕焼けがとても綺麗でした

アーベンロートの塩見岳。とっても美しいです。。。
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こちらは中央アルプス。前日に足慣らしで登った木曽駒ヶ岳もバッチリと。
右後方には乗鞍岳も見えます。
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北アルプスの山々。
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日が沈み静寂の塩見岳。
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そんな感じで1日が終わっていきます。

ちなみに初テン泊の感想ですが、やっぱり外はめっちゃ寒い!!
シュラフの中でずっとぬくぬくしてました~(*´ω`*)
(星がすごく綺麗だったんで写真を撮ろうかと思ったんだけど、ぬくぬくシュラフから長時間出ることはできなかったよ・・・)


【2日目】

2日目はいよいよ塩見岳にアタック!テントと山頂を往復する一日になります。
一番行程の長い一日なので頑張らねばねば!

テント場の朝は雪を融かして水を作るところから始まります。
これがまたなかなかどうして時間がかかるんだよね

そして出発!
写真左手からぐるっと回り込んで山頂を目指します!
(ちなみに写真は三伏山からのものね)
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塩見岳までの単純標高差は約400m!なんですが、単純な登りとはいかずアップダウンがあります。
というわけでまずは樹林帯の下り。
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眼前に見えるピークは権右衛門山。
ピークには登らず巻いていきます。
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テープに従って途中で右の巻き道方向に進みますー。
※ちなみに冬はまっすぐ進んでピークを通るルートもあるみたいです。但し道が不明瞭。
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そこからはほぼ平坦なトラバース道を軽快に
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そしてお待ちかねの(?)急登!
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樹林帯を抜けもう一頑張りして。。。
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塩見小屋に到着!背後には塩見岳がそびえ立ちます!
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ちなみに塩見小屋は冬期休業&幕営も禁止なのでご注意をー。

目指すは天狗岩とその先にある山頂!
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ここからの道は岩と雪のミックスで難易度が上がってきます。
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天狗岩から望む山頂。もう一頑張り
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岩場を慎重に登っているとふと後ろから「ゲロ~ゲロ~」という蛙のような鳴き声が・・・これはもしや!!

そう、振り返ると 雪山のアイドル、動くモフモフことライチョウさん がいましたーーーー!!!
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ふかふかの冬毛がとってもプリティ・・・(*´ω`*)
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3羽も!
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もふもふのお尻!!
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雪に顔を突っ込んだり、あとひたすら丸い。。。
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ふぅ、思わぬ出会いで体力が全回復しました(^^) 可愛かったなぁ・・・(*´ω`*)

さて、一息ついて登山再開!

癒されて気が緩みかけたところですが、山頂直下は一番の危険ポイント・・・!
滑落は命取りになるので再度集中して登ります。

雪の壁のようなポイントも有り。
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山頂までもう少し
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そしていよいよ山頂碑が眼前に・・・!
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南アルプス、塩見岳、登頂ーーー!!\(^o^)/
後方には日本のシンボル富士山
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初の冬期アルプス3,000m峰の登頂!(冬の富士山はありますが)さらに雲ひとつない完璧な快晴!
ということで二重の喜び

さてさて、山頂からの景色をお届けー!

南アルプス北部の山々。左から仙丈ヶ岳、中央に甲斐駒ヶ岳、そしてその右には巨大な山容の間ノ岳。
その後ろにはちょこっと北岳も顔を出しています。
ちなみに甲斐駒ヶ岳の左後方には遠く蓼科山も。
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こちらは中央アルプス!被ってますが中心には御嶽山も見えますよー!
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乗鞍岳と穂高連峰&槍ヶ岳
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達成感&絶景に感動したのでせっかくだし記念写真を!ということで自撮りしたんだけど・・・
なんだかたぬきの置き物みたいになりました・・・( ´・ω・` )
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奥には東峰。実はこちらの方が高いらしいのでせっかくだし行くことに!
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岩の裏手にひっそりと標柱がありました。
塩見岳東峰3,052m!!
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遮るものがなく富士山がとーっても綺麗に見えます
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拡大。
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南ア南部の山々。
悪沢岳含む荒川三山が間近に。ちょっと位置関係がわかり辛いけどその後ろに赤石岳聖岳も見える・・・かな?
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さて、と。絶景を満喫してのんびりとした後はのそのそと帰路につきます。

写真中央左のピークが幕営地の本谷山。
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険しい天狗岩へ続く稜線を進みます。
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山頂直下の下りは特に慎重に!
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(色々省略して・・・)

無事テントに帰還!2日目もお疲れ様でしたー(^^)
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2日目も塩見岳のアーベンロートが綺麗でした。
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南ア北部の山々も美しく紅く染まります。
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沈む夕陽。
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【3日目】

長かった山行もいよいよ最終日!・・・といってもこの日はほぼ下るだけなので楽チンな一日。
時間的にも余裕があるのでのんびりとテントを片付けて撤収!

天気はガスで真っ白でした。塩見ちゃんに最後のお別れはできず。
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三伏山まで下っての登り返し。
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三伏峠小屋に到着ー。
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色々省略して・・・(途中派手にこけて額を切ったりなどのハプニングもあったけど・・・
無事登山口に到着!
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そこから林道を歩き2日ぶりに車の元へ戻るのでしたとさ。


というわけで南アルプス塩見岳でしたー!
初のアルプス3,000m峰&初のテント泊ということで少し不安な部分もありましたが、終わってみれば特に問題もなく万事順調に進みました(良かった・・・)

ライチョウさんにも会えたし山頂では大展望がこれでもかというくらいに満喫できたし・・・最高の山行になりました

雪のアルプス、最高だぜーーー!!\(^^)/


あ、ちなみに道中はほぼラッセルはなしで、雪は多いところで膝下くらいでした。


続いては谷川岳の展望台、上越国境の白毛門にアタックです!(こちら



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塩見岳(冬) | 02:18:50 | トラックバック(0) | コメント(2)
 
 
コメント
こんにちは
塩見岳冬で検索したらこちらに。質問なのですが、12月下旬に塩見岳に登る予定ですが、ヘルメットはいらないのでしょうか?バリエーションルート以外はヘルメットいらないような気がしまして。よろしくお願いします。
2016-12-19 月 12:46:12 | URL | kaoru [編集]
Re: こんにちは
> kaoruさん
塩見小屋から上は雪と岩のミックスになります。登攀技術が必要なレベルではなく、難易度としてはそれほど高くはありませんが、転倒は許されない道が続きます。
多くの人はヘルメットは被っていないと思いますが、不安を感じるようでしたら持って行った方が良いと思います。
2016-12-19 月 21:22:06 | URL | K-NO [編集]
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