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千葉県在住の30代。色々と体を動かさないとムズムズしてくる性分です。主に30歳から始めた登山についてつらつらと書いていきます。

●現在の日本百名山:完登!(2017.7.20 幌尻岳)

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表妙義縦走(白雲山、金洞山)~絶壁の稜線へと挑戦!~ (2016.5.2)
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険しい岩壁の続く金洞山の稜線

今回は久しぶりに岩峰へとチャレンジ!西上州の妙義山へといってきました。

妙義山は大きく南側の表妙義と北側の裏妙義に分かれていて、両者ともギザギザの見るからにゾクゾクするような稜線をしています・・・!(難易度的には表>裏といった感じ)

表妙義には石門巡りや中間道といったハイキングルートも整備されていますが、稜線上のルートはとーっても危険!
一般ルートでは西穂高~奥穂高縦走と並んで国内最難関とも言われています。

これまでその危険なイメージから敬遠してきた妙義山ですが、アルプスの三大キレット(大キレット・八峰キレット・不帰ノ嶮)を始め岩場もそこそこ経験して来たということで、この度満を持して表妙義山の縦走へと挑戦してきました!!


【登山ルート】※クリックで拡大
20160502_route.jpg
妙義神社→白雲山→金洞山と稜線を進み、中間道を戻ります。

==============================================================
■登山ルート&時間(休憩含む)
妙義神社(7:05)→大の字(7:25-10:35※)→相馬岳(11:55-12:05)→堀切分岐(12:50)→中ノ岳(14:20)→第四石門(14:50)→妙義神社(16:00)
※天気回復待ちの睡眠zzz
■所要時間:5時間45分(睡眠除く)
■歩行時間:5時間35分
==============================================================

本文の前にまずは諸注意を・・・

表妙義の稜線ですが、上に書いた通りとーっても危険
もちろん滑落事故も多数起こっています。
くれぐれも岩場の経験を積んでから挑戦してくださいね!軽い気持ちはダメよ!


ではでは山行スタート!

妙義神社近くの道の駅みょうぎに到着
見上げる表妙義(白雲山)の稜線はとってもギザギザ。早くもわくわくしてきたぞ!
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ちなみに良く見ると中腹には白く大の字が。
あそこも通って行きますよ!
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予報では快晴のはずなんですが、一面に雲がかかってすっきりしない天気
そんなわけで天気の回復を待って道の駅周辺とぶらぶらしていると。。。

サ、サルだ・・・ッ!!
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大量のサル達が周辺をうろちょろしているではありませんか。
せっかくなのでお友達になろうと近づいてみます。。。

子連れのサル様。
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な、なんかわらわら集まってきたぞ・・・!
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そしてめっちゃ威嚇された!!Σ( ̄□ ̄;)
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なんてサルと戯れたりして時間を潰したもののなかなか天気は回復せず。

仕方ないので諦めて妙義神社をスタート!
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境内の奥に登山口の看板があります。
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まずは大の字を目指して登っていきます。
しっかり道標があるので迷う心配はないですよー。
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ちょっとした鎖はあるけど全く序ノ口!
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大の字直下の鎖場を登って。。。
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大の字に到着ー!見ての通り真っ白(>ω<)
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うーん、ここまで登ってきたものの、せっかくだし晴れた稜線を歩きたいなーということで、天気回復を祈念してまさかの昼寝へと突入!
結局3時間も寝ちゃいました(苦笑)

途中色んな人に「あ、寝てる人がいる!(笑)」と言われてたような・・・(^^;)


まぁ残念ながら天気は相変わらずだったんだけどね(´-ω-`*)

というわけで仕方なく腹をくくって登山再開!

まずは大の字の岩場からの下り。
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けっこうな高度ですが、難易度としては大したことはないです。
ちなみにこの岩で不安を感じたり厳しいと思うようであれば、この先の稜線には登らない方が良いかと思います。


辻の分岐点。
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上級コースの右奥方向に進みますー。
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奥ノ院手前の岩場。垂直に近い登りですが取っ掛かりは十分にあるので、鎖はほとんど使わずに三点確保で十分登っていけます。
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せっかくなので奥ノ院の中もちらっと覗いてみると。。。
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こ、こわぁ!!!(((( ;゚д゚))))
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暗闇に浮かぶお地蔵さんが恐怖のスポットでした


そこからは先は白雲山の核心部の一つとも言える鎖場が待っています。

こんな感じの垂直の岩場を登ります。気を引き締めて!
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ちなみにこの岩場、白雲山では核心部の一つだと思いますが、とっかかりが多く慎重に行けばそれほど難しくはないと思います。
金洞山はよりとっかかりが少ないポイントが多いのでここは楽々クリアしたいところ。


稜線の見晴へと上がってきましたー!
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その名の通りここはとっても見晴が・・・ウゥ(ToT)
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ここからはいよいよ稜線歩き!より集中していきます。

まず待ち受けるビビリ岩。
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垂直に垂れた鎖を頼りに岩を登ります。
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そしてトラバース。ここは足の置き場がかなり少なくて緊張するポイントでした。
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細い稜線を歩いていくよ!
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その名の通りゴジラの背中のような背ビレ岩。
足場はしっかりしていますが、切り立っていて高度感があります。
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そこからの下りはなかなか危険!
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大のぞきへ到着。
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ここから一気に下降!
ここも奥ノ院からの登りと並んで白雲山の核心部の一つだと思います。
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岩場では鎖はあくまで補助的に持つだけで体重はかけないようにと心がけているのですが、ここはとっかかりが少なく鎖にある程度頼りました。

核心部の下りを抜けるとタルワキ沢の分岐へ到着!
白雲山ルートのみの場合、ここから相馬岳をピストンして中間道へ下るルートが多く取られるようです。
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見上げる相馬岳。
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その先は特に危険箇所はなく表妙義の最高峰、相馬岳へと到着ー!
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ここからは一旦下り、茨尾根を金洞山へと向かいます!

というわけでまずはひたすらの下り。。。
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注意看板が至るところに設置されています。
この先の鷹戻しはそれほど危険ということ・・・!
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森の中を下ったり。。。
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岩を登ったりを繰り返して。。。
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茨尾根の中間点、掘切へと到着。
茨尾根、けっこう長いです・・・
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この先は表妙義縦走最大の難所、鷹戻しが待っているので不安のある場合は無理せずここから中間道へエスケープですよ!!

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岩場のトラバース。
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コイワザクラが咲いています
緊張感のある道のりの癒し
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再びトラバース。右側は切れ落ちていて、さらに岩が濡れていて滑るのでかなり緊張するポイントでした
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徐々に岩峰が迫ってきました。
あそこへの登りが鷹戻し・・・緊張が高まってきます。
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一見何気ない岩のトラバース道だけど。。。
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道が崩落していました。ぼーっとしていたら滑落の危険もあるので、こういった道でも気を抜かないように注意です
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そして岩峰の基部へとやってきました!
ここからがいよいよ今回の縦走のハイライト、鷹戻し!
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岩場に取り付きます。
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そして梯子を登る。。。
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下を見るとかなりの高度感
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岩の登攀がひたすら続きます。
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とっかかりはそれ程大きくはないですがちゃんとあるので、確実に三点確保で登っていけます。
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ひとしきり登って下を振り返ります。ふぅ、かなり高度を稼ぎました。
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雲の上から顔を出すのは相馬岳。
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すれ違ったおじさん。何度も来ているらしいですがそれでも細心の注意を払って慎重に下っていきました。
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そして最後の鎖を登って・・・
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鷹戻しの頭へとようやく登りきりました!
眼前には東岳~中之岳とピークが続きます。
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鷹戻しを超えたといっても稜線は険しいのでまだまだ全然気は抜けません!
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早速こんな岩場の下りが。。。しかも鎖ないの!?
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ということで冷や冷やしながらなんとか下ったところ、よく見たら岩の横に巻き道があるじゃない・・・( ´・ω・` )シュン

さらに続く危険な下り・・・!
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何が嫌かって垂直に近い傾斜のせいで下が見えないのよね・・・
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下りきって見上げるとこんな感じ。
とっかかりはあるんでしっかりと三点確保だ!!
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そんな下りが続くよー。それはもう気が滅入りそうなくらい(-_-;)
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下降中の一枚。って写真撮ってる余裕なんてあったっけ?(自問自答)
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こんな岩の下りでしたー。足の置き場が少なく鎖に頼る場面も。
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妙義山らしい景色。
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綺麗なイワザクラが唯一の心の癒し。。。
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さて、続いての岩峰を攻める・・・!(若干うんざりしてきてる)
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もう一体何度目かわからない岩場の登攀。
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山頂に到着ー!ここが金洞山の中之岳かな?
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ここからは再び絶壁とも言えそうなレベルの岩を下降するよ!
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振り返るとこんな感じ。見ての通りかなり落差があって手強いポイントでした。。。
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そしてようやくそんな緊張感から開放される時が・・・
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やった、下山道だーーー!!
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中間道へと下ります。特に危険箇所はなし!
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中間道への分岐付近に着くと、お迎えしてくれるのはおびただしい数の警告板!
これだけの数ということはよっぽど遭難が多発しているのでしょうか?気軽に入っちゃ絶対にダメよ!
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そこからは妙義神社へ向けて中間道をのんびりと歩いていきます
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第四石門!
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せっかくなので名物の大砲岩にも寄っていきます
もう完全に観光気分
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とは言ったものの大砲岩方面に行くにはちょっとした岩場があるので注意!
でも岩に足の置き場が掘られているので危険度はかなり低いです。
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屹立する岩が独特の光景。左は中之岳神社の駐車場。
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第四石門。
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そこからは中間道のハイキング
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中央は金鶏山。現在は入山禁止です。
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一時間ほど歩いて妙義神社へと帰還!お疲れ様でしたー
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下山後は道の駅近くにあるもみじの湯で山行の疲れをゆっくりと癒すのでしたー


ということで表妙義縦走でした!


うん、聞いていた通りスリルいっぱいで緊張感のあるルートでした。
そして集中する箇所が終始続くので、歩行時間以上に疲れが

ですがその分充実感はあって満足の山行になりました!


難易度は金洞山>白雲山だと感じたんで、挑戦したいけどいきなり縦走は・・・と思う人はまずは白雲山を登ってみると良いかもです。
(とは言っても白雲山も決して易しくはないので十分注意です)
エスケープルートがいくつかあるので、厳しいなと感じたら大人しくエスケープすることが大事かと!

ちなみに危険な岩場にはほぼ完璧に鎖が設置されています。
ただし書籍や他のブログ等を見る限り、鎖頼みで腕力を使いすぎると後半に握力がなくなって進めなくなることもあるようです。
(この日は僕の知人も登っておりこの状態に陥ったらしいです・・・)

できるだけ鎖は補助的に使うことを意識して、基本は岩での三点確保で進むと良いと思います。



ではでは続いては残雪の東北遠征4連発!
1発目は朝日連峰の最高峰、大朝日岳へ挑戦しまーす!
こちら



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妙義山 | 19:46:49 | トラックバック(0) | コメント(0)
 
 
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