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千葉県在住の30代。色々と体を動かさないとムズムズしてくる性分です。主に30歳から始めた登山についてつらつらと書いていきます。

●現在の日本百名山:完登!(2017.7.20 幌尻岳)

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笠ヶ岳&雲ノ平周遊縦走(黒部五郎岳・鷲羽岳・水晶岳・薬師岳) その4 (2016.8.6-10)
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薬師岳から北薬師岳、立山・剱岳を望む

その1[新穂高温泉-笠ヶ岳-双六小屋]はこちら
その2[双六小屋-黒部五郎岳-三俣山荘]はこちら
その3[三俣山荘-鷲羽岳-水晶岳-雲ノ平]はこちら


4泊5日の北アルプスの旅もいよいよフィナーレ!雲ノ平から最後のピーク、薬師岳へと登ります。
どんな景色が待っているのか・・・(^-^)ワクワク


【4日目】[雲ノ平-太郎平小屋]

4日目は雲ノ平を出発し薬師岳を越えてスゴ乗越小屋まで向かいます。

・・・の予定だったんですがハプニングにより薬師岳へ登ることすらできず結局太郎平小屋でテン泊することに。(詳細はこの後・・・)

天気は今回の山旅初めての雨模様 そしてこの雨が30分後に悲劇を起こすのです・・・(T_T)
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太郎平小屋へ道のりですが、まずは雲ノ平(標高約2,500m)から薬師沢(標高約2,000m弱)まで下り、そこから再び標高2,300m強の稜線へと登り返します。

しばらくは雲ノ平の末端へ向けて1時間弱くらいてくてくと歩いていきます。
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奥日本庭園。岩とハイマツが作る景観が日本庭園を彷彿とさせます(多分・・・)。
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そして雲ノ平の端のアラスカへ。この辺りは針葉樹がところどころに屹立しています。それが名前の由来かな?
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そしてアラスカ庭園を過ぎた辺りで悲劇が起こります・・・(不注意とも言う)

濡れた木道を軽快に歩いていたところ、ツルっと滑ってしまい左膝を強くひねり悶絶。。。
以前から膝の靭帯を痛めていてサポーターを着けていたのですが、そこを再びやってしまいました(T_T)

濡れた木道は危険ということはわかっていたはずなのになんという失態(>_<)
この日は行程が少し長めということでどこかで若干焦りがあったのかもしれません・・・


そんなわけで10分程その場でダウン・・・なんとか歩けるようにはなったんで足を引きずりながらですが進むことに。

そこからの道はかなり急な下り。しかも岩がツルツルなので膝に負担をかけないようにかつ滑らないように慎重に降りていきます。
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ちなみに途中で心配してくれた年配のご夫婦に湿布をいただきました。ありがとうございます(ToT)

なんとか下りきって薬師沢小屋に到着!ものすごく時間がかかりました。。。
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小屋前の吊橋はちょっとしたスリルが(^^;)
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小屋で一休みして太郎平へと向かいます。
この辺りはカベッケヶ原。時期によってはニッコウキスゲが綺麗だとか
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雨模様&沢沿いの道ということで道中にはカエルがたくさん!
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渡渉は3回ほど。いずれも橋がかかってますが増水時は注意とのこと!
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渡渉が終わった辺りからはそこそこの傾斜の登り。ホシガラスちゃん発見!
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太郎平小屋が見えてきましたー
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小屋の前の広場からは薬師岳が・・・見えない!
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小屋でランチタイム。名物のネパールカレーは残念ながら売り切れてたので特製ラーメン!
今回の縦走では笠ヶ岳の播隆ラーメン以来2度目の麺類。とっても美味しかったっす(^^)v
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さて、なんとか小屋まではたどり着いたものの相変わらず膝はかなりの痛みで、
スゴ乗越へ向かうどころか薬師岳に登ることすらできそうにありません(T_T)

そんなわけでこの日はここで行動を終了することに。翌日膝が回復していれば薬師岳に登って折立へ下山というプランに変更!


小屋からテント場へは15分程。濡れた木道(危険!)を歩きます。
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おお、ライチョウ!・・・ではなく鳩( ̄∇ ̄*)
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夜にふと外に出てみると星空がとても綺麗 珍しく星の写真を撮ってみました
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【5日目】[太郎平小屋-薬師岳-折立]

長かった山旅もいよいよ最終日!前日の天気が嘘のような快晴です
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心配していた膝は多少の痛みはあるものの、ある程度は歩けるまで回復していたので薬師岳へとアタックすることに!

しばらくはガレ場を登っていきます。
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振り返ると太郎平の向こうに広がる雲海!そしてその上に加賀の霊峰、白山がそびえています
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ある程度登るとそこからは穏やかな道が続きます。カールの脇を歩く。
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朝陽を浴びる稜線。中央左は黒部五郎岳。
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カールの上へ登ると山頂が見えてきます(左奥ね)
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一面に雲海が広がる素敵な景色 以前南アルプスの赤石岳でも素晴らしい雲海が見られましたが、早朝のこの景色がとても好きで、山に登って良かったと思える瞬間の一つです(^^)
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雲海と白山。
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薬師岳山荘。山頂までは1時間程なので、ご来光を見るならここに泊まるのも良いかも。
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ザレ場を登ります。
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振り返り見下ろす薬師岳山荘。
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登り切るとそこにはケルンと避難用のシェルター。
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避難用シェルターは数人がしゃがんで入れる位の小さいもの。緊急時の風除けにはなりますが宿泊は難しそうです。
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ケルンには過去の大量遭難事件の慰霊碑が刻まれています。
自分も冬のアルプスや吹雪を何度か経験していますが、この事件を聞くと一つの判断ミスが命に関わることを改めて認識させられます。
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右手には東南陵。遭難事件では猛吹雪の中、視界を失いこちらに迷い込んでしまったそうです。
顕著な尾根なので悪天候時にはこちらに入らないように要注意です。
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ケルンを過ぎると山頂はもう目の前。
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薬師岳、登頂!(^^)
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薬師岳はその名の通り信仰の山、山頂には薬師如来を祀る祠があります。
この山を信仰していた有峰集落は今はダム湖の底に沈んでいます。
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そして展望も抜群
北アルプスの中央に位置するこの山からは北アのほとんどの山が見渡せるんです(^^)

金作谷カールと北薬師岳。その向こうには立山・剱岳に後立山連峰。
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拡大。蓮華岳や針ノ木岳に鹿島槍ヶ岳から北へ続く後立山連峰の峰々。
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南には広大な中央カール。その向こうには北ア南部の山々が一望
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ちなみに薬師岳には金作谷、中央、南稜の3つの大きなカールがあって「薬師岳の圏谷群」として国の特別天然記念物に指定されているんですって。


手前から黒部五郎岳に笠ヶ岳。その奥には乗鞍岳、御嶽山。
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雲ノ平に鷲羽岳、三俣蓮華岳や双六岳が見えます。そして一際目を引く槍ヶ岳と穂高連峰・・・!
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水晶岳~ワリモ岳・鷲羽岳の稜線。そして奥にはうっすらと富士山も見えた!
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アルプスの稜線の向こうは一面の雲海。
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薬師岳山荘や太郎平から伸びる穏やかな稜線。そして雲海の向こうには白山。
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今回の山旅で歩こうと思っていた立山へと続く縦走路。いつかの楽しみにとっておきます(^^)
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アップダウンを繰り返す険しい道のり。その先には立山と剱岳。
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ふぅ・・・旅最後のピーク、薬師岳はフィナーレにふさわしい素晴らしい眺望でした(^^)
充実感と共に少しセンチな気分になりつつ下山路につきます。

青空の下のトレイル。
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薬師岳山荘とその奥に太郎平小屋を見下ろします。
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太郎兵衛平から延びる稜線の先には北ノ俣岳と黒部五郎岳。
穏やかで気持ちよさそうな道だなぁ・・・
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薬師岳山荘に寄っていきます。
ここの名物は何と言っても充実したデザート!ぜんざいやフルーツポンチが食べられる小屋はなかなかないぞ!
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ということでフルーツポンチをぺろっと♪ 酸っぱさが染みる・・・(T_T)
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緑の稜線をのんびりと下っていきますー♪
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テント場へ帰還!
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のんびりとテントを片付けて太郎平小屋へ。
折立→富山駅へのバスの時間を考慮して2時間程(長い!)のんびりします
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薬師岳を見ながら優雅なランチタイム♪
残念ながらネパールカレーは売り切れだったので普通のカレーで!
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折立へ向けての下山道。しばらくは緩やかな稜線上を気持ちよく歩いていきます。
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右手を見ると薬師岳の雄大な姿
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有峰湖が見えます。
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ん?なんだあれは!?・・・と不思議なオブジェ。後々調べてみるとあれで積雪の深さを測るんですって。
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1871mの三角点。ここからは樹林帯に入ります。
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あとはひたすら下るだけ!傾斜はそこそこ。整備されていて歩きやすい道でした。
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登山口付近には十三重の塔。過去の遭難事件の亡くなった方の供養をする慰霊塔です。
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折立へ無事下山ー。
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そこからはバスで富山駅へ。駅周辺でのんびりした後、初めての北陸新幹線で帰京するのでした。


ということで、長い4泊5日の旅もこれにて終了。
最後に膝のトラブルはあったものの、天気に恵まれてとても気持ちのいい山歩き、そして素晴らしい景色にも巡り会えて充実した時間を過ごせました(^^)

それぞれのピークから見た景色や雲ノ平で過ごした穏やかな時間、、、忘れられない思い出です

また来年の夏にはアルプスの稜線を縦走しようと心に決めるのでした。



【おまけ】
久しぶりの下界、美味しいもの食うぞーー!!\(^o^)/
ということで富山駅で白エビ丼&富山ブラックをがっつりと食べました!
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白エビは富山湾の真珠の呼び名の通りぷりっぷりで甘くてすごく美味しかったです・・・
値段もそれなりですが
富山ブラックは・・・ノーコメントで・・・



そして日本百名山の旅も今回で94座!残すは北海道の6座のみとなりましたー!

そんなわけで次回からは北海道へと乗り込みます。まずは阿寒岳へとアタック
こちら
(あ、ちなみにあらかじめ言っちゃうと、台風で林道がやられてしまい2座登れませんでした(>_<))



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雲ノ平(黒部五郎岳・薬師岳・鷲羽岳・水晶岳) | 13:15:59 | トラックバック(0) | コメント(0)
 
 
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