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千葉県在住の30代。色々と体を動かさないとムズムズしてくる性分です。主に30歳から始めた登山についてつらつらと書いていきます。

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戸隠西岳~戸隠山縦走 [P1尾根-西岳-本院岳-戸隠山] (2016.9.9)
DSC07177A.jpg
八方睨から振り返る本院岳と西岳


北海道遠征も終わり9月は少し難易度高めの岩場歩きたい、ということで戸隠連峰の西岳へ登ってきました。

多くの鎖場や蟻ノ塔渡りなど一般ルートの中では難易度高めの戸隠山ですが、西岳はさらに難易度の高い破線ルートとされています。
(以前見た日本山岳ガイド協会の資料では登攀難易度は表妙義山の縦走と同レベルとなっていました)

事前に情報収集した結果、今の自分でも十分登頂できるレベルだと判断し挑戦することにしました。


【登山ルート】
20160909_route.jpg
鏡池からP1尾根を西岳へ。稜線を縦走し鏡池へ戻る周回コース。

==============================================================
■登山ルート&時間(休憩含む)
鏡池(7:20)→登山口(7:25)→無念ノ峰(9:50)→西岳(10:40-10:50)→本院岳(11:20)→八方睨(12:45)→戸隠山(12:50-13:10)→戸隠神社奥社(14:15)→鏡池(14:50)
■所要時間:7時間30分
■歩行時間:7時間00分
==============================================================

鏡池付近にある駐車場からスタート。
DSC07001.jpg

車道を5分程歩くと道の脇に登山口の目印と登山届けの提出場所があります。
とても目立つので見落とすことはないでしょう。
DSC07002.jpg

少し歩くと顕著な林道と交差しますが、それは無視(横断)して真っ直ぐ進みます。
林道を進まないように注意!(僕は林道に乗ってしまい15分程迷いました・・・)

ちなみにこれ以降は薄い踏み跡と目印があるのでそれを頼りに進めば特に迷う箇所はなかったです。


そこからは荒れ気味の道を高度200m程下降していくと。。。
DSC07011_201609181708283b2.jpg

渡渉×3回が待っています。いずれも対岸に目印があるので渡渉点は問題ないでしょう。
特に濡れることはなかったですが、増水時には注意が必要かも。。。
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沢の付近が大体標高1,000m程。ここから西岳2,053mへ向けてようやく登りが始まります。

少し登ると天狗原の草原。
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目指す戸隠の東面は残念ながらガスの中。。。
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しばらくはなだらかな樹林帯の道を歩いていくと。。。
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尾根道に取り付き道幅が狭くなってきます。それに伴い斜度もどんどんアップ!
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そしていよいよ最初の鎖が登場!ホールドが少なくのっけからなかなかやりにくい岩でした しかも岩が濡れて滑る・・・
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右手を見るとガスの切れ間から戸隠の険しい稜線が姿を現します。
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熊の遊場に到着。ここまではそれ程苦労なく来られました。
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DSC07047A.jpg

が、そこから先は鎖場の連続!
こんなところや・・・
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こんなところを延々と登っていきます。
DSC07054_201609250101251bf.jpg

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数が多いので写真は載せきれませんが、全体的には三点確保ができれば十分登れるという印象。
ただし、ところどころホールドがかなり小さかったり、岩が濡れて滑る箇所(これは天気の問題かな?)があるので要注意でした。

なお、人がほとんど入らないルートということもあり、鎖については支点がぐらついていたりする箇所もあります。
鎖にはあまり頼り過ぎないようにした方が良いと感じました。


連続する鎖場をひとしきり登ると無念の峰に到着。
DSC07058_20160918170854eda.jpg

って名前が怖いよ・・・!(>_<)
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無念の峰を過ぎると今回のルートの核心部とも言えるポイント、約10mの岩の下りが現れます。
DSC07059.jpg
上から覗くとわかりにくいのですが、実は中央左上にはしごがかかっています。
鎖を頼りにそのはしごに取り付けば良いのですが、足場がとても小さく緊張感があります。


事前に他の方の記録を調べていたのですが、右手に大きめの土の足置き場があります。
ここに一旦降りてそこから岩をトラバースすると比較的安全にはしごに取り付けます。(決して楽々というわけではありません)
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無事にハシゴに取り付いて下から振り返ります。一旦左下の足場に下りてそこからハシゴまでトラバースして行きました。
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緊張するポイントを通過しほっと一息ついたのも束の間。続いて待ち受けるのは痩せた岩場、蟻ノ塔渡り!。
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本家の蟻ノ塔渡りと比べると足場も広くそれ程危険な感じはしませんでした。
※本家はこの後下山で通るよー!
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蟻ノ塔渡りを越えると垂直に近い岩の登攀。
DSC07069.jpg

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ここの支点はずぼずぼ抜けていました。要注意
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さらに鎖場を登り・・・
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ようやく稜線へ上がります!目の前に西岳。
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西岳への稜線はここまでに比べるとほぼ危険のない道(とは言っても右側は崖になっているので決して気は抜けませんが・・・)
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そして少し開けたスペースへ。
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西岳に登頂!標高2,053mは戸隠の最高峰。
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最高峰ということで展望も期待でき・・・ない
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展望もないことですし長居は無用!ということで一息ついて山行再開。
続いてのピーク、本院岳を目指します。


少し歩くと西岳キレット。鞍部へ向けて大きく下ります。急勾配の岩場なので滑らないように要注意!
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鞍部から東面の谷を見下ろす。なかなかの高度感です。
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鞍部より振り返り。こんな感じの岩場を下ります。
ちなみに戸隠山までの縦走路で緊張したポイントはここくらいでした。
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鞍部周辺で怪しげなキノコ発見!もしかしたら触っただけでアウトな奴・・・なのかな?とびくびく
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なお、下山後に地元の方に確認したところ、珍しいけど毒はないとのことでした

そこからは稜線歩き。以前の戸隠~高妻縦走の際にも感じたのですが、戸隠の稜線は平坦なところがなくひたすらアップダウンが続くので地味にキツイです。。。
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東面は崖になっているので足元にはくれぐれも注意!
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本院岳に到着ー。
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続いては八方睨へ向けてアップダウンを繰り返す稜線歩き。
時折ガスが晴れてこれから歩いて行く稜線が見えます。ってあんなに下るのかよ、と・・・
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一旦高度をがくっと落とします。土の急斜面でとても滑りやすいので気を遣います。
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振り返る本院岳方面。
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稜線の先のピークが目指す八方睨。
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八方睨に無事到着!ここからは一般ルートになるのでホッとひと息。
ところどころ青空も見えてきて嬉しい。
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振り返る本院岳・西岳へ続く稜線。
よく滑る道でしたが、西岳キレットを除き稜線上はそれ程危険箇所はないという印象でした。
DSC07177A.jpg

ちなみに前年撮った八方睨からの写真。晴れていると後立山連峰も見えるよ。
DSC07177B.jpg

さて、ここからは戸隠神社奥社へ向かっての下降、、、なんですが、せっかくなので戸隠山山頂にも寄っていくことに。八方睨から片道10分弱。

緩いアップダウンの先に標柱が見えてきました。
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戸隠山、登頂!束の間の青空が祝福してくれます。
DSC07180A.jpg

山頂からは端正な山容の高妻山が・・・見えない・・・
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またまた前年の写真 晴れているとこんな景色が見られるんですよー。
DSC07182A.jpg

山頂で一息ついて下山にかかります。
まずは八方睨まで戻り、そこからお楽しみの(?)蟻ノ塔渡り!

八方睨から見る蟻ノ塔渡り(前年の写真)
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※一般ルートとは言え戸隠山からの下りは急な岩場が連続するので決して気は抜かずに!

ガスをまとう蟻ノ塔渡り。とても雰囲気があります。
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この高度感、、、病みつきになるぜ、、、(^^)
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塔渡りの上を歩いているとガスに映る光の環、ブロッケン現象です
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ブロッケン現象を見るのは八峰キレットで見て以来二度目。
少し薄めではありますが、ガスの山も良いこともあるなあと少し嬉しい気持ちになります。
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そこからは岩場の下りが連続。垂直に近いところもあるので、鎖はついていますがくれぐれも慎重に。
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岩壁の下をくぐる百間長屋まで下れば岩場は終了。ここでようやくホッと一息。
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あとは樹林帯を下って戸隠神社奥社へ。
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奥社からはスギ並木の参道を随神門へ。静けさに包まれたこの参道を歩くといつも厳かな気持ちになります。
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随神門の先を右折して遊歩道を30分程歩きゴール地点の鏡池に到着。
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鏡池は戸隠連峰望む絶好のスポット。運がよければ池に映る逆さ戸隠も見えるそうですよ。
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下山後は名物の戸隠そばを食べて神告げ温泉にゆっくりとつかりました
そして翌日の登山に向けて裏妙義へと向かうのでした。


というわけで戸隠西岳~戸隠山の縦走でした。

岩場の難易度的にはホールドの少なさや岩の滑り具合を考慮すると表妙義の縦走より少し難しいかな、という印象(個人の感想です)。
特にロープはなくても問題ないと思いますが、不安がある方は持参するのも十分にありかと感じます。

また、破線ルートということで道間違いを懸念していましたが、思いの外ルートははっきりしていて迷う箇所もほとんどなかったです。



では続いても岩場歩きにチャレンジ。裏妙義の稜線を歩いて丁須ノ頭へと登ってきます!
こちら



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戸隠西岳 | 11:22:30 | トラックバック(0) | コメント(2)
 
 
コメント
こんばんは。
以前、奈良田のゲートの件はありがとうございました!

戸隠山、私の自宅から車1時間以内で行けちゃう山ですが、
この難しそうな岩場連続と高度感(特に蟻ノ塔渡り)、とてもコワくてチャレンジできていません(^^;
近くて遠い山です。

しかし、楽しみながら?濡れた岩場でも果敢に走破してしまうのはさすがです。

2016-10-03 月 21:48:06 | URL | mukuri [編集]
Re: こんばんは。
お久しぶりです。
長野にお住まいなのですね!山に近くてとてもうらやましいです(^^)

おっしゃるように蟻ノ塔渡りはかなり高度感があってなかなかスリリングですよ!
高いところは好きなので個人的には楽しく渡れました(二回目ということもあります)。

mukuriさんも剱岳登ったりされているので問題なく行けると思いますよ!?(^^;)
2016-10-04 火 19:46:27 | URL | K-NO [編集]
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