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千葉県在住の30代。色々と体を動かさないとムズムズしてくる性分です。主に30歳から始めた登山についてつらつらと書いていきます。

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1月 冬期空木岳&南駒ヶ岳縦走 [千畳敷→池山尾根] (2017.1.6-7) 【前編】
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熊沢岳付近から望む空木岳、南駒ヶ岳

後編 [木曽殿山荘~空木岳~南駒ヶ岳~菅ノ台]はこちら

2017年の初登り、中央アルプス空木岳&南駒ヶ岳に登ってきました。

冬に登ってみようとかねがね思っていた空木岳、池山尾根を登るルートが比較的安全ですが(高低差は大きい)
ひたすらの樹林帯を2,000m近く登るのは気持ち的にとても辛い・・・ということで千畳敷から稜線を歩いて来ました。

併せて未踏の南駒ヶ岳へも縦走。


ちなみに冬期の中央アルプスですが、晴れる日が多いものの風が強く、稜線は西からの強風が常に吹いています。
平均風速が20m/sを超える日も珍しくなく歩くにはなかなか過酷な環境の日が多いです。

今回は高気圧に覆われて比較的風が穏やか(10m/sくらい)な日を狙って行ってきました。

年明けから降雪がなかったので稜線上のコンディションを懸念していましたが、案の定カッチカチになっていてかなり気を遣いました。
が、天気は終始晴れてくれて景色は最高の一言!厳しくも楽しい縦走路でした。


というわけで冬期中央アルプス主稜の旅へ!


【登山ルート】
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千畳敷から主稜を南下して木曽殿山荘の冬期小屋で一泊。2日目は空木岳→南駒ヶ岳へと縦走し池山尾根を2,000m下降して菅ノ台へ帰還。

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■登山ルート&時間
【1日目】
千畳敷(9:45)→極楽平(10:15)→檜尾岳(12:30-13:00)→熊沢岳(14:20)→東川岳(15:50-16:00)→木曽殿山荘(16:35)
【2日目】
木曽殿山荘(6:30)→空木岳(8:30-8:45)→赤梛岳(9:55)→南駒ヶ岳(10:50-11:15)
→空木岳(12:50-13:15)→池山小屋分岐(16:20)→空木岳登山口(17:00-17:30)→菅の台(18:10)
■所要時間:【1日目】6時間50分【2日目】11時間40分
■歩行時間:【1日目】6時間10分【2日目】10時間05分
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【初日】[千畳敷~檜尾岳~木曽殿山荘]

始発のロープウェイに乗って標高2,600mの千畳敷へ。お馴染みの千畳敷カール。
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駒ヶ岳へ向かう人の列から離れて極楽平方面の稜線へ向けて直登していきます。
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一週間程雪が降っていなかったこともあり雪面はかちかち!
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30分程で稜線へ。いつも思うんですがこんな短時間でアルプスの稜線に上がれるなんてなんと贅沢(^^)
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稜線は予想通りかなり硬くなっています。しまっていてアイゼンがよく効く箇所もあれば、かちかちに凍結していて全く爪が刺さらない箇所もあるのでなかなか気を遣います。。。
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島田娘より振り返ると宝剣岳と駒ヶ岳!
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こちらは三ノ沢岳。雪がたっぷりと付いていてカッコイイな!
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今回歩く南駒ヶ岳まで続く稜線を一望。中央奥のピークが空木岳&南駒ヶ岳。遠いぞ!
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まずは写真中央の檜尾岳を目指すよー。
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カチカチの道を慎重に下る・・・
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東側にはところどころ雪庇が出ているので注意。
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登り返してまずは濁沢大峰へ到着!
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夏道はすっかり埋まっていてこの辺りから急斜面のトラバースが出てきます。
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振り返り。斜度もさることながら雪がかなり硬くなっていて爪が刺さりにくい箇所がところどころあって要注意でした。
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※ちなみに今回の縦走ではこんな感じのトラバースがひたすら続きます

痩せたリッジを進む。
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檜尾岳の手前は急斜面のアップダウン。まずは硬い斜面を慎重に下降。
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続いてこれまたカチカチの雪面を登り返し!
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山頂が見えてきましたー。
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檜尾岳、登頂!背後には三ノ沢岳に御嶽山。
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檜尾岳は距離的には極楽平~空木岳の大体中間点くらい(時間的にはまだまだ半分もたっていませんが・・・)。
風の当たらない稜線の伊那側で一息つきます

眼下には檜尾岳避難小屋。その向こうには南アルプスを一望
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ちなみにここに営業小屋&テン場を作る計画が進んでいるみたいです。夏に歩いた時もほとんど人に会わなかったような稜線も少しは賑わうようになるのかな?

八ヶ岳も北~南までずらっと。遠くには浅間山も見える。
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中ア北部の峰々。
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これから歩く稜線。まずは右手のピーク、熊沢岳を目指します!
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檜尾岳から見る空木岳は翼を広げたように左右に尾根が伸びています。この角度から見る空木岳はけっこう好きだったり。
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30分ほどのんびり休憩して登山再開!
ここからも気を抜けない道が続くので気を引き締めて。
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岩が屹立する山頂へ向けて見るからに険しいリッジが続きます。。。
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右側へ滑落しないのはもちろん左手の雪庇を踏まないように慎重に。
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こんなところを伊那側→木曽側へ乗越えたり・・・
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カチカチの急斜面のトラバースもあるよ!
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無事に乗越えて熊沢岳へ。
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熊沢岳、登頂!輝く雪面
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北部を望むと中央の宝剣岳がとっても目立つ。右端が檜尾岳ね。
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三ノ沢岳の向こうには純白の3,000m峰、乗鞍岳
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同じく3,000m峰の御嶽山もばっちり。
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輝く雪面を歩いて行きます。
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アイゼンもほとんど刺さらずもはや半分スケートリンク状態なんだよね・・・(^^;)
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中央右手の東川岳を目指して、熊沢五峰と呼ばれる小ピークを越えていきます。
ほとんどアップダウンはないのでとにかく滑落にだけ注意かな。
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空木岳に南駒ヶ岳が迫ってきました。うーん、険しいアップダウンが見て取れるぞ。。。
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こんな感じでトラバースしてきました。相変わらずカチカチの箇所が多いので斜度と雪質に応じてアイゼンの使い方を変えつつ、ということでなかなか神経をすり減らす歩行が続きます。
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こんな登りも。完全に凍っていてピッケルもアイゼンも刺さらなかったので手前側の草付きを登ってきました。
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最後はようやく気の休まるハイマツ帯を通って・・・
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本日最後のピーク、東川岳登頂!
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だいぶ太陽も傾いてきたので休憩は短めに。

空木岳に南駒ヶ岳がとても大きい。
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ここから見る空木岳は鋭い稜線が印象的。檜尾岳から見たのとは違った趣があってこれもまたとっても良いよね(^^)
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斜陽の御嶽山と乗鞍岳。
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さて、後は鞍部の木曽殿山荘へと下るだけ!

・・・なんですがここからの斜面はかなりの急勾配なので要注意。
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テカってます・・・
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吸い込まれそうな青空の空木&南駒。
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木曽殿山荘が見えてきました!
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こちらが冬期小屋。扉の下部が埋まっていたので掘り返してね。
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ちなみにこの冬期小屋、密閉性が高いおかげなのか夜も全然寒くなくとっても快適に過ごせました。
テントで凍える夜を過ごすのに比べてなんと楽だったことか・・・感謝感謝です(^^)

日没間際。濃紺の空木岳。
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西の空へ陽が沈んで行きます。今日も良い一日だった。。。
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というわけで中央アルプス北部縦走[前編]でした。


適度な緊張感に加えて、終日好天に恵まれ素敵な景色を満喫できたしとても充実した一日になりました!

風は中アの稜線としては比較的穏やか(10m/sくらい)で良かったのですが、とにかくカチカチに凍結した雪面とひたすら続くトラバースに神経を擦り減らす一日だったかな(^^;)


2日目は本縦走路の核心部を越えて空木岳→南駒ヶ岳へ。これまた素晴らしい大展望がお迎えしてくれました。
こちら



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空木岳・南駒ヶ岳(冬) | 18:30:36 | トラックバック(0) | コメント(0)
 
 
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