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K-NO

Author:K-NO
千葉県在住の30代。色々と体を動かさないとムズムズしてくる性分です。主に30歳から始めた登山についてつらつらと書いていきます。

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3月 冬期(残雪期)槍ヶ岳登山~南岳西尾根より~ その1(2018.3.27-28)
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南岳西尾根上部は痩せたリッジが続く


その2[南岳小屋-槍ヶ岳-新穂高温泉]はこちら


今回は2017-18冬シーズンの総決算ということで槍ヶ岳へと登ってきました(だいぶ前の話になっちゃいましたが・・・)


前々から一度は登っておきたいなと思っていた積雪期の槍ヶ岳、冬期のルートで最もポピュラーなのは中崎尾根→西鎌尾根のルートですが、今回はチャレンジの意味合いもあり南岳西尾根を選択。
(結果として登頂はできたものの今の自分が単独で登るべきではなかったという反省も残りました・・・)

道のりは険しかったですが天気には恵まれ2日間通して素晴らしい景色を見ることができました。


では3月、積雪期の槍ヶ岳へ!


==============================================================
■登山ルート&時間
【1日目】
新穂高温泉(6:00)→白出沢出合(7:30)→南岳西尾根取付(10:30)→2,631ピーク(14:30-14:50)→南岳小屋(17:00)
【2日目】
南岳小屋(5:50)→中岳(7:10)→槍ヶ岳山荘(9:00)→槍ヶ岳(9:30-10:15)→槍平(13:30)→新穂高温泉(17:00)
■所要時間:【1日目】11時間 【2日目】11時間10分
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【初日】[新穂高温泉~南岳冬期小屋]

陽が登り始め空が明るくなってきた頃に新穂高温泉を出発。
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白出沢出合までは雪の積もった林道をひたすら歩きます・・・正面には蒲田富士。
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沢筋は至るところにデブリが。この時期は横断する際には沢筋からの雪崩には要注意です。
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槍平へと向かう道中にも大規模な雪崩跡がたくさん。
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ひたすら歩いてようやく滝谷避難小屋まで到着 早朝で雪が締まっていたのでここまでは快調に歩いてこられました♪
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荘厳な滝谷・・・
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滝谷を過ぎて正面に見える尾根が本日登る南岳西尾根。槍平へと続く道から右手に逸れて尾根の取付へ進みます。
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おびただしい数のデブリ・・・
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さて、この辺りから尾根への取付き点を探っていきます。南側からは取り付きが難しそうだったので尾根の北側へ。
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尾根末端付近に登りやすそうな斜面発見。ということで正面の木の間から取り付きます。
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尾根に取付いてしばらくは急斜面をひたすら登ります。だいぶ雪が緩んできたんでズボズボ踏み抜いてとても辛いぞ・・・
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視界の先には尾根下部の核心ポイント、デルタ状岩壁!
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小規模の雪崩跡を横切って・・・
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デルタ状岩壁へと向かいます。
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こんな感じ。
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岩壁にはフィックスロープがぶら下がっています。参考書籍によるとⅢ級程度のクライミング技術が必要とのことなので緊張感を持って・・・
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無事突破して槍平を見下ろす。高度感がすごい。。。
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ちなみに岩壁は高度感はありますがホールド、スタンスもしっかりとありアイゼンでの岩登りに慣れていればそれ程難しくはないかな、という感じでした。

そこからは快適な雪稜歩き。
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右手には穂高の険しい稜線。滝谷ドームの存在感・・・
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振り返ると奥丸山の向こうに抜戸岳・笠ヶ岳の稜線。
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2,500m付近には数少ない幕営適地。テントを張った跡がありますね。
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ひたすら高度を上げていきます。難しい箇所はないですが、だいぶ雪が緩んできていて一歩一歩沈むのがテント装備の重量と相まって足に堪えます。
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時折振り返って高度感を楽しみつつ。
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2,631mピークがが見えてきました。中央の痩せたリッジを越えるよ。
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気温上昇に伴い雪崩音がよく聴こえてきます。
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リッジの南側斜面を慎重に通過。
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左手には中岳。だいぶ高度を上げてきました。
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2,631mピークへ向けて急斜面を頑張る!
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リッジを振り返り。リッジ上はところどころ雪庇になっているので視界不良時は要注意かな。
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とってもいい天気♪
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ピーク直下にはテント一張り分のスペース。ブロックを積めばここにも泊まれそう。
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ピークを越えるとここからがいよいよ本番。両側が切れたリッジが続きます・・・!
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しばらく歩くとそこから先にはさらに鋭く切れ落ちたリッジが待っていました。
事前調査はもちろんしてきたものの考えていた以上に雪の付き方が嫌な感じです。。。
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というわけでここで一人作戦会議、撤退も視野に入れて検討します。


・・・・・・

色々考えた結果、風(無風)や雪のコンディション(上部は比較的締まっている)など諸々を考慮して先へ進むことに。

集中してリッジを一歩一歩超えていきます。
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この付近にマッチ箱と呼ばれる岩があるらしいのですが雪に埋まっていてよくわからず。
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途中からは北側斜面をトラバース。正面のルンゼを目指します。
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ルンゼを登る。
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草付や灌木を利用しつつ突破。かなり緊張感がありました。

2,631mピークからのリッジを振り返る。
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ここから先もまだまだ全く気を抜けません。
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北側の雪庇に注意しながらリッジを慎重に越えていきます。
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ここまで来ると後は快適な雪稜歩き。だいぶメンタルを削られました。。。
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大キレット。
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正面奥の鞍部に南岳小屋があります。まだまだ距離はあるけれど核心を越えたので気持ち的にはあとちょっとという感じ。
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振り返る西尾根の雪稜。
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小屋までもうひと息。今日一日でだいぶ高度を上げたのと緊張感もありこの頃には足がガタガタ・・・
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中岳の向こうに漆黒の槍ヶ岳がようやくその姿を見せてくれました。
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大キレットと北~奥穂高。積雪期のキレットは挑もうという気も起こらないぞ・・・
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泣きそうになりながらようやく本日の目的地、南岳小屋へ到着!
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ありがたいことに冬期小屋が開放されています。ちなみに扉が二重になっていてかなり重いので入るのにはひと苦労でした。
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小屋の中は暖かくとても快適でした。テントを張るのが億劫だったんでとても助かります。

しばらく休んだ後は水を作ったりしながらまったりと。西へと沈む夕陽を見た後はアルプスの静かな夜を過ごすのでした(と言いつつ疲れてすぐ寝た)。
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というわけで3月の槍ヶ岳登山1日目でした。今回のルートは予想していた以上に険しくメンタルを削られるルートでした(雪の付き方もあると思いますが)。
天候が安定していたので良かったけれど今の自分が単独で登るにはリスクが高かったと反省です。。。


さて、翌日は快適な稜線歩き。天気も引き続き素晴らしく絶好のアタック日和になりました。
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そんなわけでその2へ続きます。(こちら



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槍ヶ岳(冬) | 07:42:30 | トラックバック(0) | コメント(0)
 
 
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